コリドラス飼育におすすめのフィルターと選び方

GEXメガパワー6090 フィルター
  • コリドラスと相性の良いフィルターを知りたい

  • コリドラスはフィルターなしで飼育できるのか知りたい

  • フィルターごとの特徴を知りたい

  • 自分に合ったフィルターの選び方を知りたい

  • おすすめのフィルターの組み合わせを知りたい

コリドラスを飼育する上でこれらの悩みを持たれている方も多いのではないでしょうか?

実はコリドラス水槽においてフィルター選びを間違えると病気の蔓延や死んでしまう個体が多発する可能性があります。

なぜならコリドラスは大食漢であり、たくさんの餌を食べて水を汚すため、フィルターのろ過能力が低いと水質が悪化して病気になってしまうからです。

この記事ではフィルターの種類や特徴を解説し、コリドラス飼育に適したフィルターをご紹介します。

この記事を読むと自分の飼育環境に合ったフィルターを選べるようになるよ

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結論

  • 60cm規格水槽以上は上部・外部フィルターの中からメインフィルター選ぶ

  • キューブ・スリム水槽などの小型水槽の場合は外掛け式・スポンジフィルターからメインフィルターを選ぶ

  • 初心者は60cm規格水槽でメインに外部フィルター、サブにスポンジフィルターの組み合わせで飼育するのがおすすめ

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フィルターの役割は生体に有害な物質を分解すること

フィルターとは水槽の内側や外側に設置し、濾過槽に水槽内の水を循環させることによって水を綺麗にする装置です。

水槽内の水には生体の糞や餌の食べ残しによって発生するアンモニアや亜硝酸といった生物にとって有害な物質がたまっていきます。

これらの有害物質を毒性の弱い物質に変えてくれるのがフィルターの役割です。

完全に無害にはできないので最終的には水替えによって水槽外に排出しなければならないですが、熱帯魚に悪影響がでるまでの期間が長くなるため、水替えの頻度を圧倒的に少なくしてくれます。

コリドラスは小型の熱帯魚の中では水を汚しやすく、フィルターは必ず設置する必要があります。

関連記事>>>コリドラス飼育に絶対必要なもの14選

少数コリドラスを大きな水槽で飼育し、毎日水替えをすればフィルターなしでも飼育できる可能性はありますが、毎日の水替えは手間がかかりますし、コリドラスにもストレスがかかるためフィルターなしでの飼育は無理だと思った方が良いです。

生物ろ過が大事!フィルターで可能な3つのろ過の特徴

フィルターが水を綺麗にする作用のことをろ過といいます。

基本的にろ材の容量が多いフィルターほどろ過能力が高く、ろ材によってろ過方法も変わります。

フィルターのろ過方法は以下の3種類です。

小型魚に最も重要な生物ろ過

フィルター内のろ材にバクテリアを繁殖させることによって水を綺麗にする方法です。

ろ材は主にリングろ材やスポンジ、ウールマットを使うことが多いですが、他のものでも水流があり十分な酸素が供給される場所ではバクテリアは繁殖します。

リングろ材

繁殖したバクテリアは熱帯魚に有害な物質を害の少ない物質に分解してくれるため、水槽の水替えの頻度を少なくすることができます。

バクテリアは生体の糞や餌の食べ残しなどから発生するアンモニアや亜硝酸を栄養にするため、適度な栄養が水中に存在し繁殖できるだけのろ材の容量があるとろ過能力の高いフィルターとなります。

ただしバクテリアは急には繁殖しないため、新品のフィルターがしっかりとろ過できるようになるまでには1か月程度の時間が必要となります。

コリドラスなどの小型魚の飼育において最も重要なろ過方法です。

生体の全くいない水槽でただフィルターを動かし続けても糞などのバクテリアの食べる餌がないから繁殖することはないよ。
だからパイロットフィッシュが必要なんだ。

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関連記事>>>コリドラス水槽にパイロットフィッシュは必要か?

大型魚飼育で重要な物理ろ過

スポンジやウールマットなどの網目状のろ材で大きなごみを引っ掛けて取り除くろ過方法です。

大型魚の飼育では重要なろ過方法ですがコリドラス飼育では大きなごみはあまり発生しないので生物ろ過の方が圧倒的に重要になります。

ただしスポンジやウールマットにもバクテリアは繁殖しますので生物ろ過と物理ろ過の両方が可能であり、ろ材としては非常に優秀です。

水草などを入れると切れ端など、意外と大きなごみが漂ったりするよ

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スポンジろ材

効き目が早く効果が短い化学ろ過

フィルター内のろ材と水槽内の物質で化学変化を起こすことによって有害な物質を害の少ない物質に変えるろ過方法です。

活性炭などが化学ろ過のろ材となります。

バクテリアの繁殖などを待つ必要がなく、水槽に入れるとすぐにろ過の効果を発揮するのがメリットです。

ただし、ろ材が化学変化を起こす量には限りがあるため、定期的にろ材を交換する必要があります。

生物ろ過や物理ろ過に使用するリングろ材やスポンジろ材はほとんど交換の必要がないのに対して、化学ろ過のろ材はランニングコストがかかるというのがデメリットです。

POINT

  • ろ過には生物ろ過・物理ろ過・化学ろ過の3種類がある

  • コリドラス飼育には生物ろ過が一番大事

6種類のフィルターとコリドラスとの相性

投げ込み式フィルター

投げ込み式フィルター

コリドラスとの相性:★☆☆☆☆

6種類のフィルターの中で最も価格が安く、その分ろ過能力も低いフィルターです。

フィルターの内部には少量のウールマットが入っており、エアーポンプによってフィルター内にできる水流を利用してろ過を行います。

商品としてはGEXの濾過ボーイや水作のエイトコアが有名です。

ろ過能力が低いため、30cmキューブ水槽などの小型水槽で1~2匹のコリドラスを飼育するのであればメインフィルターとしても使えますが基本的にはサブフィルターとして使用することになります。

ろ材であるウールマットを取り除いてリングろ材などをぎっしりと詰めることによってろ過能力を強化することができますが、そもそもの濾過槽の容量が大きくないため過度な期待はできません。

また、フィルターを水槽の底に設置する必要があるため、水槽底面で生活するコリドラスのスペースが少なくなることや、水槽の壁との間に隙間ができ、餌が挟まることで食べ残しとなり水を汚しやすいといったデメリットがあります。

水槽内にコリドラスの口がとどかないような隙間はなるべく作らないのが水質を悪化させないコツだよ

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水を汚しやすいコリドラスに対してろ過能力が低い・水槽底面のスペースを使用するという2点から相性の良いフィルターとは言えません。

外掛け式フィルター

外掛け式フィルター

コリドラスとの相性:★★★☆☆

投げ込み式フィルターほどではありませんが価格が安くろ過能力が低いフィルターです。

何cm水槽に対応した外掛け式フィルターかによって濾過槽の大きさが異なり、ろ過能力も高くなります。

水槽内からモーターで水をくみ上げて水槽の外側壁面に掛けた濾過槽内に水を循環させることでろ過を行います。

60cm以下のキューブ水槽やスリム水槽といった小型水槽であればメインフィルターとして使用可能ですがそれ以上の大きさの水槽の場合はサブフィルターとしての使用となります。

濾過槽に入れるろ材によって物理ろ過・生物ろ過・化学ろ過が可能で、購入時には化学ろ過のろ材が付属されていることが多いです。

化学ろ過のろ材はある程度使用すると効果がなくなってしまうため買い替える必要があり、ランニングコストがかかります。

購入後は改造して、ろ材をリングろ材などに変更することで半永久的に使用できるようなり、ろ過能力も高くなります。

関連記事>>>【超簡単】100円で外掛けフィルターを改造してろ過能力をアップさせる方法

水槽の壁に掛けて使用するため水槽底面のスペースを広くとることができ、コリドラスとの相性は悪くないのですが後述するスポンジフィルターのほうがメリットが多く、使用頻度は少なめです。

関連記事>>>【小型水槽ならアリ】コリドラス水槽と外掛けフィルターの相性を徹底解説

スポンジフィルター

スポンジフィルター

コリドラスとの相性:★★★★☆

低価格でありながら、ある程度高いろ過能力を誇るコストパフォーマンスのよいフィルターです。

エアーポンプによるエアリフト式で水をくみ上げ、水槽内にあるスポンジ部に水を循環させることによってろ過します。

スポンジが1個のものと2個のタイプが存在しますが2個の方がろ材の体積が大きくなるためろ過能力も高くなります。

吐出口が2つあるエアーポンプを使用することでスポンジフィルターを2つ設置できるようになるため、生体を少なめにすれば60cm規格水槽でも飼育可能です。

スポンジフィルターは投げ込み式や外掛け式のように改造してろ過能力を上げる必要もないため改造に自信のない方にも適したフィルターです。

また、スポンジの目が細かく小さな稚魚も吸いこむ心配がないため、稚魚飼育水槽のフィルターとしても使用できます。

フィルターの掃除も非常に簡単で、スポンジ部分を飼育水を入れたバケツの中で数回揉むだけで完了します。

吸盤で水槽壁面にくっつけるように設置するため、水槽底面から少し浮かせて設置することでコリドラスの生活スペースも圧迫しません。

コリドラスと非常に相性が良く、キューブ水槽やスリム水槽などのメインフィルターとしても大型水槽のサブフィルターとしても活躍するおすすめのフィルターです。

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関連記事>>>【目詰まり注意】スポンジフィルターの掃除方法と寿命の見極め方

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底面フィルター

大磯砂と底面フィルター

コリドラスとの相性:★★☆☆☆

低価格でありながら高いろ過能力を発揮するフィルターです。

モーターでくみ上げるタイプもありますが基本的にはエアリフト式で水槽内の底砂をろ材として水流を作ることでろ過します。

底砂を厚く敷くほどろ材が増えるためろ過能力は高くなり、5cm以上の厚みを持たせた底面フィルターは60cm規格水槽でも十分メインフィルターとして使用することができます。

底砂をろ材とするため、大磯砂などの粒の大きな底砂でないとフィルターに吸い込まれてしまい使用することができません。

しかし、粒の大きな底砂ではコリドラスの特徴的な行動である『もふもふ』が見れないというデメリットがあります。

また、底面フィルターは詰まってしまった場合にフィルターの大部分が底砂の下にあるため1度すべて掘り起こさないといけないなどのメンテナンスに手間がかかります。

さらに底砂をろ材とするため水槽の底に汚れが溜まりやすく、水槽の底で生活するコリドラスは汚れの影響を受けやすくなってしまうため相性はよくありません。

フィルター自体のろ過能力は高いため、うまく管理すればコリドラスの飼育も可能ですが難易度が高く中級~上級者向けのため、初心者は別のフィルターから慣れていった方が良いです。

上部フィルター

上部フィルター

コリドラスとの相性:★★★☆☆

2000~1万円未満で購入できるろ過能力の高いフィルターです。

水中モーターで水をくみ上げて、水槽上部に設置した濾過槽を通過させることによってろ過します。

ろ材を入れる容量が大きく、水流もあるためろ過能力が高く60cm規格水槽以上の大きな水槽でもメインフィルターとして使用することができます。

ウールマットやスポンジをメインのろ材とする場合が多く、水槽上部の濾過槽から簡単に取り出せるため掃除の手間がかからないフィルターです。

水槽の大きさによっては水流が強すぎる場合もあるので水槽の壁側に向けて放水するなど工夫が必要です。

また、水の音もバシャバシャとうるさいものが多いため、なるべく水位を高くしておくと静かに使用することができます。

水槽上部に濾過槽を設置するため照明と合わせて設置すると水槽上部がすべて塞がってしまい水替え等の水槽管理がしづらくなります。

ろ過能力は申し分ないので、価格を優先するか、水替えなどの水槽メンテナンスのしやすさを優先するかで上部フィルターか外部フィルターかを決めるとよいです。

外部フィルター

外部フィルター

コリドラスとの相性:★★★★★

千円代後半~数万円と値段は高めですがろ過能力の高いフィルターです。

水槽の外に設置した濾過槽にモーターで水をくみ上げてろ過します。

濾過槽が大きく、たくさんのろ材が入るため6種類のフィルターの中で最もろ過能力の高いフィルターです。

大型水槽でもメインフィルターとして使用することでたくさんのコリドラスを飼育することができます。

また、水流の調節ができ放水部もシャワーパイプと吐水口を選べるため、コリドラスに丁度よい水流を作ることができます。

シャワーパイプは設置の仕方によってはエアレーション効果も期待できます。

しかし、濾過槽が大きいということはろ材も多くなり、掃除に手間がかかります。

さらに濾過槽を置くスペースも必要になるため大きな水槽ではろ過能力が高くおすすめできますが、小さな水槽で飼育する場合は高いろ過能力を必要としないためスポンジフィルターなどの掃除の楽であったり価格の安価なフィルターを使用した方が良いです。

関連記事>>>コリドラス水槽に外部フィルターを設置するメリット7選

関連記事>>>【目安も紹介】外部フィルターの掃除頻度と手間をかけない掃除方法

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POINT

  • フィルターには投げ込み式・外掛け式・スポンジ・底面・上部・外部フィルターの6種類がある

  • スポンジフィルターと外部フィルターがコリドラスと相性が良い

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コリドラスに適したフィルターの選び方

ろ過能力からフィルターを絞る

水槽に使用するフィルターを選ぶにあたって最も気を付けなければならないのはろ過能力です。

ろ過能力が足りないと水槽内の水質は悪化し、コケの大量発生や病気の蔓延、最終的には死んでしまう個体が発生します。

フィルターのろ過能力はどういったろ材を使っているか、何cm水槽用のフィルターかによって異なりますが同じろ材で同じサイズの水槽用のフィルターだとして比較すると以下のような特徴になります。

  投げ込み式 外掛け スポンジ 底面 上部 外部
ろ過能力 1 2 3 4 4 5
メンテナンス性 3 4 5 1 4 2
静音性 2 4 3 3 1 5
価格 5 3 3 4 2 1

良い5………1悪い

大きめの水槽でたくさんのコリドラスを飼育する場合はろ過能力が最も重要になりますので底面・上部・外部フィルターの3種類が候補になります。

また、投げ込み式・外掛け式・スポンジフィルターのような価格が安く、メンテナンスが楽なフィルターの中から1つサブフィルターを選ぶと水質がより安定します。

関連記事>>>サブフィルターはコリドラス水槽に必要か?

小型水槽で少数のコリドラスを飼育する場合は高いろ過能力は必要ありませんので、ろ過能力と価格が高い上部・外部フィルター以外の4種類のフィルターが候補になります。

相性からさらにフィルターを絞る

ろ過能力から絞ると大きな水槽で飼育する場合は底面・上部・外部フィルターが候補になります。

しかし、底面フィルターは底砂をろ材とするため大磯砂などの粒の大きな底砂を使用する必要があり、粒の小さな河川に生息するコリドラスとは相性が悪いです。

また、底砂をろ材にするということは底層に汚れが溜まりやすく、底層で生活するコリドラスは汚れの影響を受けやすくなってしまうため飼育自体が不可能ではありませんが難易度が高く除外した方が無難です。

上部フィルターか外部フィルターで迷った場合はフィルターの価格を安くしたい場合は上部フィルターを、水替えなどの日々の水槽管理を楽にしたい場合は外部フィルターにするとよいです。

フィルター掃除は上部フィルターのほうが楽だけど水替えの方が頻度は多いから結果的に外部フィルターのほうが管理は楽だよ

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関連記事>>>アクアリウム初心者でもできる失敗しないコリドラス水槽の水換え方法【9つの手順】

小型水槽の場合は投げ込み式・外掛け式・スポンジ・底面フィルターが候補になりますが、底面フィルターは大きな水槽での飼育時と同じく難易度が高いため除外した用が良いです。

また、投げ込み式フィルターもろ過能力が低すぎ、水槽底面のスペースを必要とするなど相性はよくありませんので候補から除外したほうがよいです。

外掛け式フィルターとスポンジフィルターで迷った場合は水槽の内側にフィルターを設置しても構わない場合はスポンジフィルター、ろ過能力やメンテナンス性が多少低くても水槽の外側にフィルターを設置したい場合は外掛け式フィルターを選ぶとよいです。

POINT

  • 60cm規格水槽以上の大きな水槽でたくさんのコリドラスを飼育するなら上部フィルターか外部フィルターをメインフィルターにするとよい

  • 大きな水槽で飼育する場合はろ過能力の低くて安価なフィルターをサブフィルターとして設置すると水質が安定する

  • キューブ水槽やスリム水槽などの小さな水槽で少数のコリドラスを飼育するなら外掛け式フィルターかスポンジフィルターをメインフィルターにするとよい

コリドラス飼育におすすめのフィルター

近年は小型水槽が人気で初心者でも最初から小型水槽で飼育を始める方が多いですが、小型水槽は水量が少ないため外気温の影響を受けやすく難易度が高い飼育方法です。

ある程度大きさのある水槽の方が水質が安定しやすいのですが水の容量と価格から一番コストパフォーマンスがよいのは60cm規格水槽です。

関連記事>>>【初心者必見】あとで後悔しないコリドラス飼育に適した水槽の選び方

60cm規格水槽でコリドラスを飼育する場合はメインフィルターとして上部フィルターか外部フィルターが候補に上がりますが、ろ過能力が高く水替え等の水槽管理もしやすい外部フィルターの方がおすすめです。

また60cm規格水槽ほどの大きさになるとサブフィルターを設置したほうが、メインフィルターの清掃等によるろ過能力低下時にも水質が安定します。

外部フィルターは掃除に比較的手間がかかるフィルターなので普段は水替えとサブフィルターの掃除のみで、たまにメインの外部フィルターを掃除すると手間を押さえて水槽を維持できます。

関連記事>>>フィルターの適正な掃除頻度は?

そのため、外部フィルターと組み合わせるサブフィルターは掃除が簡単なものが相性が良く低価格帯フィルターの中で最も掃除が楽なスポンジフィルターがおすすめです。

初心者の方で水槽から迷っているという方は60cm規格水槽に外部フィルターとスポンジフィルターでコリドラスを飼育するのが最もおすすめの組み合わせです。

外部フィルターとスポンジフィルター

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まとめ

フィルターは生体の糞や食べ残しにから発生する有害物質を毒性の弱い物質に変えるために設置し、水を汚しやすいコリドラスの飼育には必須の装置です。

フィルターが水を綺麗にする作用をろ過といいますが、ろ過には生物ろ過・物理ろ過・化学ろ過の3種類があり、コリドラスを飼育する上では生物ろ過が最も重要です。

フィルターには6種類あり投げ込み式・外掛け式・スポンジ・底面・上部・外部フィルターに分けられます。

それぞれのフィルターには特徴があり、飼育方法に合ったフィルターを選定する必要があります。

フィルターの選定方法は最初にろ過能力から種類を絞って、相性からさらに絞ると選択肢は多くありません。

大きな水槽で飼育した方が簡単なため、60cm規格水槽にメインフィルターとして外部フィルター、サブフィルターとしてスポンジフィルターを使用するのがおすすめの組み合わせです。

というわけで、みなさまのよいコリドラスライフを祈っております。

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