大きさはどれがいい?コリドラス飼育におすすめの水槽の選び方

  • どの大きさがコリドラス飼育に適しているの?

  • ガラス、アクリル、プラスチック水槽はどれがいいの?

  • フレーム水槽、フレームレス水槽はどっちがいいの?

  • 曲げガラス水槽ってどうなの?

  • おすすめの水槽を紹介してほしい

コリドラスの飼育を始める上でこれらの疑問を持たれている方も多いのではないでしょうか?

実は水槽を購入したものの満足がいかず、あとになって買いなおすということはよくあります。

なぜなら飼育する生体と水槽が合っていなかった、途中で生体を増やしたくなり水槽が狭くなった、など水槽購入時では知識が足りていなかったり考え方が変わることによって必要な水槽が変わるからです。

この記事では数ある水槽の素材やサイズからコリドラス飼育に適したものの選び方をご紹介します。

その他のコリドラス飼育に必要なものや選び方は以下の記事を参考にしてください。

関連記事>>>コリドラス飼育に絶対必要なもの14選

この記事を読むと自分に適した水槽を選べるようになって、あとで買いなおすことが少なくなるよ!

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結論
  • オールガラス(フレームレス)の60cm規格水槽がおすすめ。

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素材や大きさによって分けられる水槽の種類

水槽の素材はガラス・アクリル・プラスチックの3種類

水槽を構成する素材にはいくつか種類があり、素材によって水槽の特徴も変わります。

素材の種類はガラス・アクリル・プラスチックの3種類で、それぞれ以下のような特徴があります。

ガラス アクリル プラスチック
重さ 重い 軽い 軽い
つきにくい つきやすい つきやすい
強度 割れやすい 割れにくい 割れやすい
価格 安い 高い 安い
その他 透明度が下がりやすい 紫外線や熱に弱い

ガラス水槽は価格が安く、傷がつきにくいため鑑賞性も高いのですが重いのが難点で、水が入っていなくても運ぶのが大変です。

逆にアクリル水槽は軽いのですが価格が高く、ちょっとしたことで水槽表面に傷がついてしまうので水槽の掃除ときなど取り扱いには気を付ける必要があり中級者以上向けです。

プラスチック水槽は安いのですが紫外線や熱などに弱く、耐久性に不安があるためメインでの飼育水槽として長期飼育をするには不向きな水槽となります。

フレームの有無によって特徴が変わる

ガラス・アクリル・プラスチック水槽のそれぞれにおいてフレームの有り無しが存在します。

フレームとは水槽の縁のことで有り無しで以下のような特徴があります。

フレーム水槽 フレームレス水槽
強度
鑑賞性
価格

フレーム水槽はフレームが縁を覆っているため強度は上がりますがフレーム部分が透明でなくなるため鑑賞性は下がります。

また、フレームによって強度が上がるために壁厚を薄くすることができ、水槽価格はフレームレスに比べて安くなります。

フレームレスのガラス水槽はオールガラス水槽と呼ばれることもあります。

フレーム無しの水槽

フレームレスのガラス水槽はガラスを貼り合わせただけで作られているよ

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フレーム有りの水槽

フレーム水槽は水槽の上下に透明ではない縁がつくのが特徴だよ

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ガラス水槽と鑑賞性を追求した曲げガラス水槽

通常のガラス水槽は平面のガラスを貼り合わせて作られており、角の部分にガラスのつなぎ目ができます。

オールガラス水槽の角

しかし曲げガラス水槽は1枚のガラスを曲げることで作られており、水槽前面の角にガラスのつなぎ目がありません。

曲げガラス水槽の角

これによって見た目が非常におしゃれになりますが曲げ加工が必要になるため、通常のガラス水槽よりも高価になります。

曲げガラス水槽にも種類があり水槽の4つの角のうち2つか曲げ加工されているものや、4つすべて曲げ加工されているものなどさまざまです。

また曲げガラス水槽にもフレーム有りと無しが存在します。

水槽サイズは規格水槽・スリム水槽・キューブ水槽などで大きく変わる

水槽のサイズには非常に多くの種類がありますが○○cm水槽というのは水槽の幅の長さで表現されています。

30cm水槽なら幅30cmですし、60cm水槽ならその水槽の幅は60cmです。

しかし、一般的に60cm水槽と言われるのは正確には60cm規格水槽です。

規格水槽とは商品を量産するにあたって幅×奥行×高さを規格化したもので、水槽の幅ごとの最もスタンダードな大きさとなります。

規格水槽の大きさと水量は以下の通りです。

幅×奥行×高さ(cm) 水量(ℓ)
30cm規格水槽 30×18×24 12
45cm規格水槽 45×24×30 32
60cm規格水槽 60×24×30 64
90cm規格水槽 90×45×45 182
120cm規格水槽 120×45×45 243
180cm規格水槽 180×60×60 648

規格水槽以外にも奥行や高さの短いスリム水槽や、逆に奥行や高さの長いワイド水槽、幅×奥行×高さがすべて同じ長さのキューブ水槽、高さの長いハイタイプ水槽などの色んな種類の水槽が存在します。

同じ幅60cmの水槽だったとしても規格水槽なのかスリム水槽なのか、ワイド水槽なのかによって水量は大きく変わります。

またこれらに加えて完全に長さを自分の好みに合わせるオーダーメイド水槽も存在します。

コリドラス飼育に適した水槽の選び方

素材はガラスが扱いやすい

初心者におススメの水槽の素材はガラスです。

プラスチック水槽は熱に弱い特徴があるためヒーター必須のコリドラス飼育には向いていせんし、紫外線にも弱く設置する場所にもよりますが他の水槽に比べて寿命が短いです。

コリドラスの寿命は3年から長いと10年を超える場合もあるので水槽の方が先にダメになってしまう可能性が高いです。

アクリル水槽は軽くて使いやすいのですが、ガラスに比べて価格が高いことと、何より傷がつきやすいというのが初心者向けではありません。

水を汚しやすいコリドラスの飼育では水槽内のバランスをうまく保つことができずに水槽内にコケを生やしてしまうことが多いですが、アクリル水槽は気を付けてコケ取りをしないとすぐに傷が入ってしまい、水槽が傷だらけになって鑑賞性が失われてしまいます。

ガラス水槽であれば価格も安く、傷もつきにくく、長年使うことができます。

欠点として重たいということがあげられ、女性やお年寄りなど重たさがネックという場合は1サイズ小さい水槽にするとよいです。

大きい水槽の方が飼育が容易

最近はスリム水槽やキューブ水槽のような小型の水槽が人気で、まずは小さな水槽から始めてみようという方も多いですが、実は水槽は大きい方が飼育が簡単で初心者向けです。

大きい水槽で飼育すると5つのメリットがあります。

1つ目のメリットは外気温の変化に強いことです。

60cm規格水槽は幅60㎝×奥行30㎝×高さ36㎝で約60Lの水が入ります。

これが最近人気の60cmスリム水槽だと26Lしか入りません。

水量が多いということはそれだけ外気温の影響を受けづらく水槽内の水はゆるやかな温度変化をします。

急な温度変化は熱帯魚の負担となり、病気の原因にもなるため水量は多いほど安心です。

60cm水槽の水量

2つ目のメリットは水質が安定しやすいことです。

同じ量の餌の食べ残しがあったとしても水量が多いほうが汚れが薄められるため熱帯魚への影響は少ないです。

同じ量の汚れでもお風呂の浴槽に入れるのと海に入れるのでは水の汚れ方はまったく違います。

またコリドラスに一般的に与えるコリタブと言われるタブレットの餌は食べるのに時間がかかるため水を汚しやすいという特徴があります。

水質悪化について対策することはコリドラスを飼育するうえで非常に重要なポイントになってきます。

3つめのメリットは飼育数が増えても対応できることです。

最初はコリドラスパンダだけ飼育する予定でも、あとからアドルフォイもいいとか、ステルバイもいいとか、どんどん種類や数が増えていくことはよくあることです。

特に最初は熱帯魚ショップに行くたびに欲しい種類が増えていくものです。

そのため今飼育したいと思っている種類、匹数よりも大きめの水槽を購入したほうがあとあと後悔がないです。

関連記事>>>アクアリウム初心者におススメのコリドラス3選

関連記事>>>慣れてきたら飼いたい中難易度コリドラス3選

賑わうコリドラス

4つめのメリットはレイアウトに自由度ができることです。

最初はコリドラスだけ飼育できればよいと考えていても、だんだんレイアウトにこだわりたくなることもよくあることです。

コリドラスは低層に生活しているため隠れ家となる流木、水草、シェルターのどれかは必ず入れたいところです。

ですがスリム水槽だとあまり縦に伸びる(高さのある)水草は合わなかったり小さな水槽だとそもそも流木が入らなかったりと水槽の大きさによって可能なレイアウトが限られてきます。

関連記事>>>100均で十分!コリドラスのおススメ隠れ家3選

最後のメリットは掃除が簡単になるということです。

汚れは水槽の底に溜まり、コリドラスは水槽の底で生活しています。

つまりコリドラスは汚れの影響を受けやすい熱帯魚ということになります。

そのため日々の掃除で汚れをしっかりと除いてあげることがコリドラスを長期飼育する上でとても大事になります。

しかしプロホースなどの掃除道具は吸水部にある程度の太さがあります。

大きい水槽ではスペースがあるため問題にならないですが水槽が小さく、流木や水草などでごちゃごちゃしていると底の汚れを吸い出しにくくなります。

結果、汚れが残ってしまってコリドラスが病気になったり、掃除に時間がかかることになってしまいます。

関連記事>>>コリドラス水槽の水替え方法

水槽掃除

コリドラス飼育なら絶対にフレームレス水槽

コリドラスを水槽のメインとして飼育するのであれば絶対にフレームレス水槽がおススメです。

フレーム水槽の場合、フレームはは水槽の上部だけでなく下部にもあり水槽の底面よりも少し高い位置まで覆ってしまいます。

この少しの高さがコリドラスと非常に相性が悪いです。

コリドラスは普段底層で生活しており、餌も底に沈んだものを食べます。

そのためフレームがあることによって餌を食べているところが見えなくなることが多いです。

フレーム水槽のデメリット

タブレットの餌を与える場合は突っつきながら食べるから大体水槽の端に寄って上の画像のような状態になるよ

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アクアリウムにおいて餌やりは大きな楽しみの1つのため、食べているところが見えないというのは非常に大きなデメリットと言えます。

その点フレームレス水槽であればガラスを合わせただけの水槽なので水槽の底までしっかりと観察することができ、当然餌を食べているところもしっかりと見ることができます。

関連記事>>>コリドラスの適正な餌やり回数

餌を食べるデュプリカレウス

コリドラス飼育に適した水槽の条件
  • ガラス素材であること

  • オールガラス(フレームレス)水槽であること

  • ある程度大きな水槽であること

おすすめはオールガラス60cm規格水槽

コリドラス飼育に適した条件を満たしている

コリドラス飼育を始めるにあたって初心者に最もおススメしたい水槽はオールガラス60cm規格水槽です。

この水槽はガラス素材で扱いやすく、容量64ℓとある程度の水量もあるため急な温度変化や水質変化が起きづらいです。

また、フレームレスのため鑑賞性が高く、コリドラスとの相性が良いです。

規格水槽はスタンダードなサイズのため容量のわりにコストが安いこともメリットです。

お金を出してでも鑑賞性は譲れないということであれば、曲げガラス水槽にするのもよいでしょう。

簡単に設置できる最大サイズ

60cm規格水槽は水を入れても総重量70kg程度のため、家の中に気軽に設置することができます。

これが90cm規格水槽になると水を入れたときの総重量は180kg以上と一気に重たくなります、

90cm規格水槽以上のサイズの場合は家の構造によっては重さで床が沈むなどの問題が発生する可能性があり、対策として床下の補強などが必要になる場合があります。

対応している製品が豊富

60cm規格水槽は最もスタンダードなサイズの水槽のため必ずと言っていいほど各メーカーから60cm水槽用の商品が発売されています。

そのため、デザインは気に入ったのに自分の水槽に合うサイズがない、合うワット数のものがないといったことが起きづらいです。

まとめ

水槽には素材・フレームの有無・曲げガラス・サイズなど非常に多くの種類が存在します。

そんな数ある水槽の中でも金銭面、管理面、鑑賞面のすべてにおいてオールガラス60cm規格水槽は無難にこなせるため初心者の方におススメの水槽です。

オールガラス60cm規格水槽であればどこのメーカーのものでも大きな違いはありませんが、エーハイムのグラス水槽 EJ-60がアクアリウムメーカー大手のエーハイムの商品でありながら価格も安くおすすめです。

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そんなこと言っても60cm規格水槽を置くスペースがない!という人は置けるスペースの中で一番大きい水槽を買うのがよいです。

もちろん小さい水槽には小さい水槽の良さがありますがそれは60cm水槽での飼育がうまくいってからでよいでしょう。

というわけで、みなさまのよいコリドラスライフを祈っております。

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