コリドラス水槽の水質悪化を防ぐコツ

餌を食べるデュプリカレウス コリドラスの病気

サラリーマン、自営業、主婦(夫)、学生の皆様、今日もお疲れ様です。

コリドラスを病気にしないためにはどうすればいいの?

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コリドラスに多い病気はエロモナス病やカラムナリス病、水カビ病などであり、水質の悪化によりコリドラスの免疫が弱ったり、水槽内の常在菌が大量繁殖することによって引き起こされます。

逆に言えば水質を常に綺麗に保っていれば、めったなことでは病気にはならないということです。

ではどうすれば飼育水を綺麗に保てるのでしょうか?

これは簡単なようで実は複数のコツが必要であり、水槽内が絶妙なバランスを保てていないと維持できません。

 

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水質を悪化させないコツ

大きめの水槽での飼育

水量は多ければ多いほど水質は悪化しづらいです。

そのためなるべく大きい水槽で飼育するとコリドラスは病気になりづらいのですが大きすぎると場所もとりますし、水を入れたときの水槽の重みで家の床が耐えれなくなるため補強する必要がでてきたりします。

そのため個人的には60cm規格水槽が扱いやすく値段も手ごろで丁度よいと思います。

関連記事>>>コリドラス飼育に最も適した水槽の大きさは?

 

適正な生体数での飼育

飼育している水槽の水量に対して生体の数が多すぎると水質が悪化しやすくなります。

では適正な数は何匹なのか?と言われると飼育している熱帯魚の種類や水槽の大きさ、フィルターの大きさや個数によって変わってくるため一概には言えません。

今の自分の環境で何匹まで飼育できるかわからない人は成体1cmにつき1ℓの水が必要という計算で飼育するのが良いです。

60cm規格水槽なら容量は65ℓで、実際すりきりまで水を入れないので60ℓ弱と考えて、体長6cmのコリドラスなら10匹で飼育といった感じです。

実際にやってみるとかなり余裕を持った飼育数であることがわかると思いますので、慣れてきたら少しづつ増やしていくのもよいと思います。

 

適度な頻度での水換え

水換え時には水質が変化するため頻繁にしすぎてもストレスになりますし替えなさすぎても水質悪化を招きます。

水換え頻度はルーティン化するために曜日を決めて週1回おこなうのが良いです。

週1回の水換えでは間に合わないという人は、時間があるという方は別ですが水槽の大きさやフィルターの選定、餌の量など他のところを見直して週1回の水替えで問題の起きない環境を作った方が良いです。

個人的には2週間水換えをしなくても問題の起きない環境を作って週1回水換えをするのがおすすめです。

関連記事>>>コリドラス飼育に知っておきたい水換え頻度の考え方【水換えしすぎにも注意】

またコリドラスは水槽の底で生活する熱帯魚のため水換え時には底の汚れを吸うようにしてあげると病気になる可能性がぐっと減ります。

関連記事>>>初心者でもできるコリドラス飼育におすすめの水換え方法【9つの手順】

 

適した餌の量

アクアリウムにおいて餌やりは非常に癒される時間でありコリドラスは特にたくさん食べてくれるため、いっぱい与えてしまいがちですが餌が多いと水質は一気に悪化するため、与えすぎは厳禁です。

餌はコリドラスを生かすことも殺すこともできるものだということをしっかりと理解しましょう。

適正な餌の量はフィルターや水槽の大きさ、生体の数によって変わってきますがたくさん餌を食べてほしい方や、少量だと餌を取るのが下手な個体にいきわたらない心配がある方は1日に朝晩の2回、少量の餌を与えるのがよいです。

関連記事>>>【与える頻度で調整】コリドラスに適した餌の量を徹底解説【目安も紹介】

 

ろ過能力の高いフィルターでの飼育

コリドラスは比較的水を汚しやすい熱帯魚のため、ろ過能力の高いフィルターを設置するのがよいです。

最もろ過能力が高いのはオーバーフロー水槽で飼育することですがお金もかかり、場所も必要としますので個人的には外部フィルターがよいと思います。

関連記事>>>ろ過能力と相性で選ぶコリドラス飼育におすすめのフィルター

サブフィルターとしてスポンジフィルターを設置することも非常におすすめです。

関連記事>>>サブフィルターはコリドラス水槽に必要か?

関連記事>>>コリドラス水槽におススメのサブフィルターはどれ?

またろ過能力の高いフィルターを設置していてもしっかりと掃除していなければ、その能力十分に発揮できませんし、逆に掃除しすぎるとバクテリアが減少してしまいろ過できなくなってしまいます。

適度な期間でしっかりと掃除することが大事です。

関連記事>>>【目安も紹介】外部フィルターの掃除頻度と手間をかけない掃除方法

関連記事>>>【目詰まり注意】スポンジフィルターの掃除方法と寿命の見極め方

特にスポンジフィルターは汚れが溜まりやすく、水替えをしっかりやっているのにコリドラスが体を痒そうにしている場合はフィルターが汚れている可能性が高いです。

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まとめ

一度病気になってしまうと薬に弱いコリドラスは立て直すのが大変です。

ですが飼育水槽の水質が悪化しなければ、めったなことでは病気にはなりません。

水を綺麗に保てばいいだけと聞けば簡単そうに思えますが水を汚す原因は非常に多く、それらのバランスをうまくとることによって水質は維持されています。

自分の水槽で病気が発生した場合ははなにが原因で水質悪化が起きているかを突き止める必要があります。

慣れてくるとほとんど病気は発生しなくなりますので少しづつでも今回ご紹介したコツをつかんでいただけたらと思います。

餌を食べるデュプリカレウス

というわけで、みなさまのよいコリドラスライフを祈っております。

今週もがんばっていきましょう!

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