サラリーマン、自営業、主婦(夫)、学生の皆様、今日もお疲れ様です。
病気になったコリドラスはどうすればいいの?
病気になったコリドラスはその個体の体力や病気の種類にもよりますが
薬浴が必要になることが多いです。
とはいえ飼育水槽にそのまま薬を入れてしまうと、病気ではない熱帯魚や
シュリンプ類、水草などにダメージがあるため、
薬浴時は薬浴用の水槽を用意するか、サテライトで薬浴するのがよいです。
水槽かサテライトのどちらが良いかは長期または複数匹を
薬浴する必要があるのであれば水槽、
1週間程度の短期で1~2匹であるならサテライトの方が楽です。
今回はサテライトを使用した薬浴方法について解説します。
サテライトでの薬浴方法
サテライトの準備
薬浴は薬が飼育水槽に入ってしまっては意味がないので
サテライトを使用するといっても飼育水槽とは切り離して使います。
ただの容器との違いは水槽に掛けられる構造になっているため
後述しますがメリットがあります。
また、サテライトは容量が少ないので水質悪化が起こりやすいため
なるべく容量の大きいLサイズの使用がおススメです。
Lサイズでも薬浴するコリドラスは1匹、多くても2匹までにして
それ以上の数で薬浴する場合は薬浴水槽で行った方が良いです。
飼育水槽の水換え
コリドラスの病気は水質悪化により水槽内の常在菌が大量繁殖することで
起こる場合は多いです。
病気のコリドラスを発見したらまずは飼育水槽の水を1/3の替えしょう。
水換えは水槽の底の汚れを吸い出すようにし、
フィルターは綺麗に保たれているかなど、一緒に確認するとよいです。
関連記事>>>初心者でもできるコリドラス飼育におすすめの水換え方法【9つの手順】
サテライトの設置
飼育水槽とサテライトは完全に切り離して使用するため
本来の使用方法とは逆向きにサテライトを取り付けます。
これによって飼育水槽とサテライト内の水の温度が等しくなるため
サテライトの水温管理をする必要がなくなります。
飼育水槽の水がサテライトの1/3くらいまできていれば問題ないよ
また、コリドラスは隠れる場所があると落ち着くため
サテライト内に隠れ家を入れるとよいです。
ダイソーにいくつか種類があるのでコリドラスの大きさによって
使い分けるとよいと思います。
酸欠が心配なかたはエアレーションをしてあげましょう。
コリドラス1匹であればエアレーションはなくても問題ありません。
底砂等は不要です。
設置できたら飼育水の水をサテライトの2/3くらいまで入れて
病気のコリドラスもサテライトに移動させましょう。
残り1/3の水は薬を入れた後に入れるよ
サテライトに薬を入れる
準備ができたらサテライトに薬を入れます。
コリドラスなどのナマズ類は薬に弱いため、投入する薬の量は
特に気を付けないといけません。
まずサテライトLの容量は2Lです。
仮にエルバージュエースで薬浴するとすると適正量は水60ℓに対して
付属のサジ1杯である0.5gです。
水量としてはサジ1杯の1/30が適した量なのですが、
少なすぎて重さで測ることは不可能です。
サジ1杯の粒の量を数えると約500粒でしたので大体16粒が
適正な量だとわかります。
ざっくりこれくらいの量になるよ
コリドラスは薬に弱いから少なめにしてもいいかも
サテライトに入れたら薬が全体に混ざるよう
残り1/3の水を飼育水槽から入れてあげます。
スポイトでの掃除
この方法はサテライト内が完全に隔離された状態になり、
フィルターもないため毎日水替えをする必要があります。
水替えはスポイトでサテライトの底の汚れを吸うように
してあげるとよいです。
スポイトの大きさにもよりますが2本分、60ml程度吸って
吸い上げた水は捨てて、飼育水槽の水を60ml足してあげましょう。
これを朝晩と1日2回行います。
徐々にサテライト内の薬の濃度は薄くなっていくので
これを続けながら1週間程度様子を見ます。
まとめ
病気になっているコリドラスが少ないのであれば
サテライトで薬浴した方が便利です。
薬浴水槽と比べて場所も取らず、水温管理も不要で、
他の水草や熱帯魚にダメージがないといったメリットがあります。
ただしサテライトは容量が少ないので薬の入れすぎには
十分注意する必要があります。
サテライトの容量2Lを意識して粒の状態で割り算をして計算すると
また次の機会に残りの薬を使用することができます。
というわけで、みなさまのよいコリドラスライフを祈っております。
今週もがんばっていきましょう!
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