サブフィルターはコリドラス水槽に必要か？

サラリーマン、自営業、主婦（夫）、学生の皆様、今日もお疲れ様です。

サブフィルターとはメインフィルターとは別に設置するもう一つのフィルターのことです。

コリドラス水槽に絶対に必要なものではありませんが、できれば用意したいものになります。

サブフィルターの候補としてあがるのは投げ込みフィルター、壁掛けフィルター、スポンジフィルターなどであり安価なフィルターでよいと思います。

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サブフィルターがあった方が良い理由

メインフィルター清掃時のバクテリア減少を補う

フィルターは物理ろ過、生物ろ過、化学ろ過という方法で水をきれいにします。

このうち生物ろ過はろ材に定着したバクテリアがアンモニアや亜硝酸塩といった有害物質を毒性の低いものに分解してくれる働きのことをいいます。

フィルターを清掃するとこのバクテリアの数が一時的に減少するためろ過能力が落ちます。

普段からフィルターのろ過能力に十分余裕があれば問題は起きないのですが、そうでない場合は水質が悪化して熱帯魚が不調になるなど悪影響を及ぼします。

こういったことを防ぐためにサブフィルターでメインフィルターのバクテリアが清掃前の状態にもどるまでの期間を補うのです。

つまりメインフィルターとサブフィルターは同時に清掃してはいけないということです。

メインフィルター不調時の時間稼ぎ

しばらく清掃を怠っていたり使用期間が長くなってくるとフィルターがつまったりモーターの調子が悪くなったりすることがあります。

動作としては水流が弱くなったり最悪完全に止まったりします。

すぐに気づけばよいのですが旅行中だったり、たまたま忙しくてしばらく気付かないとその間水槽内はフィルターなしの状態になり急速に水質が悪化します。

しかし、サブフィルターがあれば悪化する速度を遅くできますので、最悪の結果になる前に気付く確率はぐっと高くなるでしょう。

ちなみに私はサラリーマンで残業が多く、疲れて帰ってきた日は餌をやるだけで精一杯です。

なるべく体調の悪い個体がいないかとかチェックするようにはしていますが毎日完璧にこなすのは不可能です。

私のように時間にあまり余裕がないけどコリドラスを楽しみたい！という人には必須アイテムかと思います。

その分、土日はのんびり眺めます。

癒される・・・。

ろ過能力強化

メインフィルターとサブフィルターの両方にバクテリアが繁殖するため、単純にろ過能力が強化されます。

つまり同じ水量でも飼育できる熱帯魚数の限界値が増えます。

ただ個人的にはあまり飼育数を増やすのは非推奨で、余裕を持った数で飼育したほうが良いと思います。

また、アカムシやイトメなどの栄養価は高いけど水を汚しやすい餌を与える場合にもろ過能力を強化しておくと有効です。

（番外編）サブサブフィルターも便利

サブフィルターのサブであるサブサブフィルターも設置しておくと非常に便利です。

これは現在飼育している水槽には全く不要で無駄なものですが、新しいコリドラスをお迎えしたときのトリートメント水槽や急にコリドラスが卵を産んだときの稚魚飼育水槽のために使います。

新しく水槽を立ち上げる必要がでてきてからフィルターを設置しているとバクテリアが定着するまでに数週間～１ヶ月くらいはかかります。

しかし普段からサブサブフィルターを設置していると、フィルターにすでにバクテリアは定着しているため、新しく立ち上げる水槽に元々育てている水槽から水を持ってきてサブサブフィルターをポンとつければ立ち上げ完了します。

つまり水槽を立ち上げる手間が圧倒的に速く楽になります。

まとめ

サブフィルターは必須ではないですがもしもの時に効果を発揮しますので安価なものでよいのでつけておくことをおススメします。

特に毎日じっくり観察する時間がとれない忙しい方にはよい保険になるでしょう。

というわけで、みなさまのよいコリドラスライフを祈っております。

今週もがんばっていきましょう！