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コリドラスの稚魚はどこまで成長したらブラインシュリンプ以外の餌を食べるようになるの?
コリドラスの稚魚を飼育するにあたってブラインシュリンプは栄養価が高いことから稚魚の生存率を飛躍的に上げてくれるため、最も適した餌です。
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個人的にはできるだけ長い期間与え続けてほしい餌なのですが、ブラインシュリンプを与えるにはいちいち沸かす手間がかかるため早い段階で人工飼料に切り替えたいと考える方もいらっしゃるかと思います。
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では人工飼料に切り替えたいと思ったときにコリドラスの稚魚が孵化からどれくらいの期間経過していれば人工飼料を食べることができるのでしょうか?
もちろん個体ごとの成長度合いによって変わる部分はありますが、早ければ1か月、遅くても孵化から2か月もすれば人工飼料を食べることができるようになります。
コリドラスの稚魚にブラインシュリンプをいつまで与えるか?
孵化から1~2か月すれば人工飼料を食べることは可能
コリドラスは孵化した直後はヨークサックという栄養袋を持っているため何も餌を食べる必要がありません。
デュプリカレウスの稚魚の成長過程を例に見ていくよ
孵化から3日ほど経過するとヨークサックがなくなり、口に入る小さくて嗜好性の高い餌ということでブラインシュリンプが必要になります。
この頃は内臓などが透けており、ブラインシュリンプを食べるとお腹がオレンジ色になります。
ちょっとわかりづらいけど奥から2番目にいるのがブラインシュリンプを食べた個体だよ
孵化から1か月ほどすると内臓も成長してあまり透けなくなります。
お腹が透けないのがわかりやすい目印で、この辺りまで成長すると人工飼料を食べれる個体がでてきます。
ただしこの時期になっても稚魚の成長度合いによっては人工飼料を食べれる個体と食べれない個体がいる可能性があります。
もうしばらくはブラインシュリンプで飼育するかブラインシュリンプと人工飼料の両方を少量ずつ与えて徐々に人工飼料に慣らしていかないと人工飼料を食べれない個体は死んでしまう可能性があります。
孵化から2か月もすれば問題なく人工飼料を食べることができ、冷凍アカムシも食べ始めます。
そのアカムシお腹の中に入る??
ブラインシュリンプはコリドラスが成魚になっても与え続けるのが理想
コリドラスの稚魚は孵化から短くて1か月、長くても2か月もすれば人工飼料が食べられるようになるため、それ以降は人工飼料のみで飼育することができるようになります。
ただ、ブラインシュリンプは非常に栄養価の高い餌であるため、健康に育てたい、長生きさせたい、繁殖させたいという人は、いつまでという期間はなく成魚になってもずっと与え続けるとよいです。
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大人になってもブラインシュリンプは大好きだよ!
コリドラスの稚魚をブラインシュリンプ以外の餌で育てるには
稚魚用の人工飼料というのも売られてはいますが栄養や嗜好性からブラインシュリンプに勝る餌はありません。
ブラインシュリンプを使いたくない理由が沸かすのが面倒くさいということであれば殻無しブラインシュリンプを与えるのがおススメです。
殻無しブラインシュリンプとはブラインシュリンプの卵ですが卵の殻を取り除いており、孵化などの作業もなくそのまま与えることができます。
ヨークサックがなくなった時期からすぐに与えることができ、生きたブラインシュリンプほどではないですが栄養価も高く稚魚の生存率も高くなります。
一つ欠点なのは底に余ってしまった殻無しブラインシュリンプが水を汚しやすいため定期的に底の掃除をする必要があるところです。
殻無しブラインシュリンプは普通のブラインシュリンプを沸かし忘れたときとかにも重宝するよ
まとめ
コリドラスの稚魚は孵化から1~2か月もあれば人工飼料を食べれるようになるため、ブラインシュリンプをあげ続ける必要はありません。
しかし、ブラインシュリンプは非常に栄養価の高い餌であるため、健康に育てたい、長生きさせたい、繁殖させたいと考えている人には期限泣くずっと与え続けるのが良いです。
孵化の作業が面倒くさく、早く人工飼料に切り替えたいという人は殻無しブラインシュリンプを与えれば孵化作業をしなくても、そのまま与えることができます。
というわけで、みなさまのよいコリドラスライフを祈っております。
今週もがんばっていきましょう!
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