水槽環境に合わせて選ぶコリドラスにおすすめの餌9選

コリドラスにおすすめの餌 コリドラスの餌
  • コリドラスにおすすめの餌を知りたい

  • コリドラスの繁殖や稚魚の飼育に適した餌を知りたい
  • コリドラスにおすすめの餌の組み合わせを知りたい

このような悩みを持っている方も多いのではないでしょうか?

実はコリドラスの餌は単品で考えるのではなく、組み合わせで考えて選ぶ必要があります。

なぜならコリドラスの体の大きさの違いや、混泳魚の有無など水槽内のすべての生体がバランスよく餌を食べられるようにするには、複数種類の餌の特徴を組み合わせる必要があるからです。

この記事では、嗜好性の高いコリドラスにおすすめの餌と水槽環境ごとに適した餌の組み合わせを紹介します。

コリパン
コリパン

この記事を読むと、自分の水槽に必要な餌がわかるようになるよ。

結論
  • おすすめの餌は以下の通り

    種類 商品名
    人工餌 ひかりクレストミニキャット
    ひかりクレストコリドラス
    テトラプランクトン
    ひかりクレストディスカス
    冷凍餌 ビタクリンアカムシミニキューブ
    富城冷凍アカムシ
    乾燥餌 キョーリン乾燥赤虫
    生餌 テトラブラインシュリンプエッグス
    特殊加工餌 アルテミア100
  • 水槽環境ごとにおすすめの餌の組み合わせは以下の通り。
    ※横スクロールできます。

    No 飼育数 混泳 繁殖 人工餌(メイン) 人工餌(サブ) 冷凍・乾燥餌 生餌 特殊加工餌
    (1)
    (1~4匹)
    ひかりクレストミニキャット ひかりクレストディスカス
    (テトラプランクトン)
    ビタクリンアカムシミニキューブ
    (2)
    (5匹~)
    ひかりクレストディスカス
    (テトラプランクトン)
    ひかりクレストミニキャット
    (ひかりクレストコリドラス)
    富城冷凍アカムシ
    (3)
    (1~4匹)
    ひかりクレストコリドラス
    (ひかりクレストミニキャット)
    ひかりクレストディスカス
    (テトラプランクトン)
    ビタクリンアカムシミニキューブ
    (4)
    (5匹~)
    ひかりクレストコリドラス
    (ひかりクレストミニキャット)
    ひかりクレストディスカス
    (テトラプランクトン)
    富城冷凍アカムシ
    (5)
    (1~4匹)
    ※少数飼育での繁殖は非推奨
    (6)
    (5匹~)
    ひかりクレストミニキャット
    (ひかりクレストディスカス)
    テトラプランクトン 富城冷凍アカムシ ブラインシュリンプエッグス アルテミア100
    (7)
    (1~4匹)
    ※少数飼育での繁殖は非推奨
    ※混泳魚ありでの繁殖は非推奨
    (8)
    (5匹~)
    ※混泳魚ありでの繁殖は非推奨
この記事を書いた人
しが

コリドラス飼育歴7年のアクアリスト。
現在はコリドラスのブリーダーとしても活動中。
水槽トラブルから繁殖まで、初心者でもわかりやすく解説することを心がけています。
X(@shiga381)でも日々アクアリウム情報を発信中!

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コリドラスにおすすめの人工餌

人工餌を食べるコリドラスイルミネータスゴールド

人工的に成分や形を決めて作られた餌を人工餌といいます。

栄養のバランスがとれており、保管や与えるのに手間がかからず、コストも安く済むのがメリットです。

コリドラスの飼育には必須でありメインの餌となります。非常に種類が多いですが以下の餌がおすすめです。

ひかりクレストミニキャット

キョーリンが提供する肉食魚用の人工餌です。

ひかりクレストミニキャット

『ひかりクレストキャット』という別商品の1粒の大きさを小さくした餌です。

小型の底棲肉食魚を対象に作られた人工餌のため、沈下性でありコリドラスも食べることができます。

ひかりクレストミニキャットがおすすめの理由は1粒が直径3mm程度の大きさであり、コリドラスの成魚1匹あたり1粒で計算して与えるとちょうどよい量になるということです。

ミニキャットの大きさ

アクアリウムを始めたばかりの方は餌やりが楽しくて与えすぎてしまうことが多いですが、餌の与えすぎは水質悪化により病気の発症リスクが高くなります。

最初はひかりクレストミニキャットで与える量の感覚をつかむのがおすすめです。

関連記事>>>【与える頻度で調整】コリドラスに適した餌の量を徹底解説【目安も紹介】

また、キョーリンの人工餌は比較的嗜好性が高いものが多く、価格も安価なためランニングコストも安くすることができます。

しが
しが

私がメインで使用している餌はほとんどがキョーリンです。

コリパン
コリパン

ひかりクレストミニキャットについては以下の記事でもっと細かく解説しているよ。

関連記事>>>ひかりクレストミニキャットがコリドラスにおすすめの餌な理由3選

ひかりクレストコリドラス

キョーリンが提供するコリドラス専用の人工餌です。

コリタブの中身とパッケージ

コリドラスの餌としては定番でタブレット状になっており、一般的にコリタブと呼ばれる餌です。

1粒が6~7mm程度と大きいため、水槽の上層~中層に小型の熱帯魚と混泳していても食べられてしまう心配がなく、水槽の底のコリドラスまでしっかり餌が与えられます。

ひかりクレストコリドラスの大きさ

普通餌は5分程度で食べきれる量を与えるのが基本ですが、ひかりクレストコリドラスは溶けにくく長時間水槽内に存在するため5分にこだわる必要はありません。

しが
しが

長い時間水槽内に存在しても水が汚れにくいように作られています。

コリパン
コリパン

それでも15分くらいで食べきれる量にしよう。

水槽内に体の大きなコリドラスと小さなコリドラスがいる場合は、大きなコリドラスが餌を占有してしまうことがあります。

そのため、水槽の上層~中層の熱帯魚に食べられてしまう心配がない場合は、タブレットを半分に割って与えるのも有効です。

半分に割ったひかりクレストコリドラス

同時に餌を食べられるコリドラスの数が増えるため、小さいコリドラスでも餌を食べられる確率を上げることができます。

関連記事>>>【タブレットの定番】ひかりクレストコリドラスがおすすめの餌な理由4選

テトラプランクトン

テトラが提供する小型熱帯魚用の沈下性顆粒タイプの人工餌です。

テトラプランクトン

容量が多い上に価格が安く、非常にコスパのよい餌です。

ゆっくりと沈んでいくため、水槽上層~中層に混泳する熱帯魚が多くいる場合は沈みきるまでに食べられてしまい、コリドラスに餌が届かない場合があります。

しかし、コリドラスのみの飼育や混泳魚が少ない場合は細かい餌が水流に乗って水槽全体に散らばるため、餌を食べられない個体を減らすことができます。

最も大きなメリットは粒が小さいため孵化後1か月程度のコリドラスの稚魚に与えることが可能なことです。

後で紹介するブラインシュリンプが稚魚飼育の定番の餌ですが、孵化させる手間がかかるため長い期間与え続けるのは大変です。

繁殖を目指しており、なるべく早い段階で人工餌に切り替えたい人には重宝します。

ひかりクレストディスカス

キョーリンが提供する雑食魚用の沈下性顆粒タイプの人工餌です。

ひかりクレストディスカス

沈むのがゆっくりなため、テトラプランクトンと同じく水槽上層~中層に混泳魚が多い場合はコリドラスまで餌がまわらない場合がありますが、コリドラス単独飼育であれば水槽全体に散らばることで餌を食べられない個体数を減らすことができます。

しが
しが

混泳魚用の餌として使用するのもいいです。

テトラプランクトンとの違いは粒の大きさと嗜好性です。

ひかりクレストディスカスの方がコリドラスに対しては嗜好性が高いため成魚の飼育のみであれば向いています。

ただし、粒がテトラプランクトンよりも大きいため、稚魚を飼育するつもりかつ、稚魚の餌をなるべく早く人工餌に切り替えたい場合は、テトラプランクトンの方がよいです。

ひかりクレストディスカスとテトラプランクトンの比較

コリパン
コリパン

左がひかりクレストディスカスで右がテトラプランクトンだよ。

関連記事>>>【単独飼育と相性抜群】コリドラスにおすすめの餌ひかりクレストディスカス

POINT

コリドラス向けのメインの餌として使うなら

  • ひかりクレストミニキャット→初心者、混泳水槽向き

  • ひかりクレストコリドラス→混泳水槽向き
  • テトラプランクトン→コリドラス単独、稚魚飼育向き
  • ひかりクレストディスカス→コリドラス単独飼育向き

コリドラスにおすすめの冷凍餌・乾燥餌

アカムシを食べるコリドラス

生餌を急速冷凍したものを冷凍餌といい、フリーズドライ加工したものを乾燥餌といいます。

栄養価、嗜好性ともに高いという特徴がありますが、コリドラスに与える場合は水に沈める工夫が必要です。

関連記事>>>【コリドラスと相性抜群】乾燥・冷凍赤虫を水に沈めて与える方法

冷凍餌は冷凍庫で保存する必要があり、管理が大変ですが基本的には乾燥餌より栄養価が高いです。

冷凍・乾燥餌だけでは栄養が偏るので人工餌と組み合わせて与えるようにしましょう。

おすすめの冷凍・乾燥餌は以下の通りです。

ビタクリンアカムシ ミニキューブ

キョーリンが提供する冷凍のアカムシです。

1キューブあたり1.4gと小型なのが特徴で、4匹以下の少数でコリドラスを飼育している場合に適しています。

ビタクリンアカムシ ミニキューブ

冷凍アカムシは食べ残しが発生してしまうと水を汚しやすいため、必ず食べきれる量を与えるようにしましょう。

またアカムシは栄養が逃げないように非常に低い温度で瞬間的に凍らせているため、大きなキューブを解凍し、必要な分だけ使用して残りを再度冷凍するということはできません。解凍した分は使い切る必要があります。

しが
しが

再冷凍するときに栄養がほとんど逃げてしまいます。

1キューブが小型な分、割高になってしまいますが少数の飼育では非常に使いやすいアカムシです。

関連記事>>>ビタクリンアカムシミニキューブがコリドラスにおすすめの餌な理由3選

富城冷凍アカムシ

富城物産が提供する冷凍のアカムシです。

富城アカムシ

1キューブあたり2.86gと大きく、たくさんのコリドラスにたっぷり与えるのに適しています。

アカムシは人工飼料に比べて価格が高く、たくさん与えようとするとコストがかかりますが、富城冷凍アカムシは安価で非常にコスパのよい餌です。

冷凍しておけば長期保存も可能なため、まとめ売りを利用してさらに単価を下げるのもおすすめです。

価格が安くても、しっかりとUV殺菌してあるため安心して与えることができます。

しが
しが

今までに数えきれないほど与えていますが、問題が起きたことはないです。

関連記事>>>【大容量で安い】富城冷凍アカムシがコリドラスにおすすめの餌な理由4選

キョーリン乾燥赤虫

乾燥赤虫はキョーリンが提供する乾燥のアカムシです。

キョーリン乾燥アカムシ

冷凍アカムシの方が嗜好性・栄養価は高いですが冷凍庫で凍らせて保管する必要があり、食品と同じ場所にアカムシを入れることに抵抗がある場合に代替の餌として使用できます。

乾燥アカムシであれば人工飼料と同じように保管することができ、解凍作業も必要ありません。

ただし、冷凍アカムシ以上に水に浮きやすいためしっかりと水に沈める対策が必要です。

浮く乾燥アカムシ

関連記事>>>浮く乾燥・冷凍アカムシを沈めてコリドラスに与える方法

コリパン
コリパン

アカムシが水槽内に残るととても水を汚してしまうよ。

POINT
  • ビタクリンアカムシミニキューブ→4匹以下での少数飼育向き

  • 富城冷凍アカムシ→5匹以上での多数飼育向き

  • キョーリン乾燥赤虫→アカムシを冷凍庫に保存できない人向き

コリドラスにおすすめの生餌・特殊加工餌

光に集まるブラインシュリンプ

生きている餌を生餌といい、嗜好性が非常に高く栄養満点なのが特徴です。

コリドラスの繁殖を狙うのであれば積極的に与えたい餌ですが、価格が高く、保管や与えるのに手間がかかるのが特徴です。

生餌を加工して保存性を高めたものを特殊加工餌といい、生餌に近い栄養価がありながら、加工済みのため保存や与えるのに手間がかかりません。

生餌と人工餌の中間的な特徴を持ちますが、価格が高く、嗜好性・栄養価は生餌に劣るなどのデメリットがあります。

生餌と特殊加工餌のおすすめは以下の通りです。

テトラブラインシュリンプエッグス

テトラが提供するブラインシュリンプの卵です。

テトラブラインシュリンプエッグス

ブラインシュリンプは繁殖を狙う場合や、稚魚を飼育する場合に必須の餌です。

テトラブラインシュリンプエッグスはブラインシュリンプの定番ともいえる商品で、他の商品と比べて価格が安いのが特徴です。

価格が安くても孵化率が高く、使用になんの問題もありません。

しが
しが

商品にスプーンが付属していないので別で用意しておくといいです。

量が20ccと多くないので、消費量が多い場合や定期的に使用する場合はAmazonの定期便で購入すると価格が安く、購入の手間もかかりません。

コリパン
コリパン

皿式や孵化器を使った沸かし方は以下の記事で解説しています。

関連記事>>>【手間なく簡単】皿式でのブラインシュリンプの沸かし方を徹底解説

関連記事>>>3分でできる!ブラインシュリンプ孵化器の自作方法を徹底解説

アルテミア100

ニチドウが提供する殻無しブラインシュリンプです。

ニチドウアルテミア100

ブラインシュリンプの卵から黄身だけを取り出した特殊加工餌であり、孵化させる必要がなくそのまま与えることができます。

コリドラスの稚魚は空腹に弱く、ヨークサックがなくなると1日2回は餌を与える必要があります。

生餌のブラインシュリンプは栄養価の高い優れた餌ですが孵化するまでに1~2日かかるため、必要なときに十分な量が沸いていなかったり、沸かすのを忘れてしまうことがデメリットです。

そのまま餌を与えないと稚魚が死んでしまうため、緊急時の餌として殻無しブラインシュリンプを与えるとよいです。

ただし、生餌のブラインシュリンプと比べると嗜好性は低く、水も汚しやすいため、あくまで緊急用として使用するようにしましょう。

浮上性の餌であるため普通に与えると浮いてしまいますが、ピンセットでつまんだ状態で水に沈めてアルテミア100をつぶすようにピンセットを動かすと大半は沈んでいきます。

アルテミア100の沈め方

関連記事>>>ニチドウ アルテミア100がコリドラスの稚魚の餌としておすすめな理由4選

POINT
  • テトラブラインシュリンプエッグス→繁殖狙い、稚魚飼育向け

  • アルテミア100→稚魚飼育時のテトラブラインシュリンプの補助

実際に試してわかったおすすめの餌の組み合わせ

仲良く食べるコリドラス

コリドラスは嗜好性や栄養価の高い餌を与えるだけでうまく飼育できるわけではありません。

自分の水槽環境に合うように、複数の餌の特徴を組み合わせて与えることが重要です。

複数の餌を組み合わせると以下のようなメリットがあります。

  • 栄養の偏りを防げる
  • 餌を食べられない個体数を減らせる
  • 繁殖する確率を高め、産卵数を増やせる
  • 無精卵の数を減らせる
  • 稚魚から成体まで飼育できる

本記事で紹介したおすすめの餌を長年使用してきた経験からわかった、水槽環境ごとにおすすめの餌の組み合わせは以下の通りです。
※横スクロールできます。

No 飼育数 混泳 繁殖 人工餌(メイン) 人工餌(サブ) 冷凍・乾燥餌 生餌 特殊加工餌
(1)
(1~4匹)
ひかりクレストミニキャット ひかりクレストディスカス
(テトラプランクトン)
ビタクリンアカムシミニキューブ
(2)
(5匹~)
ひかりクレストディスカス
(テトラプランクトン)
ひかりクレストミニキャット
(ひかりクレストコリドラス)
富城冷凍アカムシ
(3)
(1~4匹)
ひかりクレストコリドラス
(ひかりクレストミニキャット)
ひかりクレストディスカス
(テトラプランクトン)
ビタクリンアカムシミニキューブ
(4)
(5匹~)
ひかりクレストコリドラス
(ひかりクレストミニキャット)
ひかりクレストディスカス
(テトラプランクトン)
富城冷凍アカムシ
(5)
(1~4匹)
※少数飼育での繁殖は非推奨
(6)
(5匹~)
ひかりクレストミニキャット
(ひかりクレストディスカス)
テトラプランクトン 富城冷凍アカムシ ブラインシュリンプエッグス アルテミア100
(7)
(1~4匹)
※少数飼育での繁殖は非推奨
※混泳魚ありでの繁殖は非推奨
(8)
(5匹~)
※混泳魚ありでの繁殖は非推奨

飼育数4匹以下・混泳魚なし・繁殖させない場合

少数での飼育は小型水槽になることが多いため、水質悪化の原因となる餌の与えすぎに最も注意する必要があります。

与える餌の量がわかりやすいひかりクレストミニキャットをメインにするのがおすすめです。

また、体格差などにより特定の個体だけ餌が食べられない状況を防ぐために粒の小さく水槽に散らばりやすいひかりクレストディスカスをサブに使うのが相性がいいです。

コリパン
コリパン

ひかりクレストディスカスでなく、テトラプランクトンでもいいよ。

アカムシは与えなくてもいいですが、与えるなら1キューブの小さいビタクリンアカムシミニキューブにしましょう。

飼育数5匹以上・混泳魚なし・繁殖させない場合

飼育数が増えると餌を食べられない個体が発生する可能性が高くなるためひかりクレストディスカスまたはテトラプランクトンなどの粒が小さく水槽内に散らばりやすい餌をメインに使うといいです。

サブとしてひかりクレストミニキャットやひかりクレストコリドラスなどの粒の大きな餌を与えると、体の大きな個体が粒の大きな餌に気を取られているうちに、他の個体は水槽内に散らばった粒の小さな餌を食べることができます。

大きな餌に群がるコリドラス

しが
しが

ひかりクレストコリドラスは飼育数に応じてタブレットを半分に割るなど量を調整することもできるので便利です。

アカムシを与える場合は、消費量が増えるため、1キューブが大きく価格の安い富城冷凍アカムシを使うのがいいです。

飼育数4匹以下・混泳魚あり・繁殖させない場合

コリドラスを他の熱帯魚と混泳させている場合は、コリドラスまでしっかり餌が届くようにする必要があります。

1粒が大きく、水に溶けづらいため混泳魚に食べられることのないひかりクレストコリドラスをメインに。

混泳魚の餌としてひかりクレストディスカスまたはテトラプランクトンを少し多めに与えて、食べ残しをコリドラスが食べれられるようにするといいです。

ひかりクレストディスカスを食べるトランスルーセントグラスキャットフィッシュ

コリパン
コリパン

混泳魚に食べられることがないのであればひかりクレストミニキャットがメインでもいいよ。

アカムシを与えるならビタクリンアカムシミニキューブにしましょう。

飼育数5匹以上・混泳魚あり・繁殖させない場合

基本的には飼育数4匹以下の場合と同じです。

アカムシを与える場合は富城冷凍アカムシの方がたっぷりと与えることができます。

飼育数5匹以上・混泳魚なし・繁殖させる場合

繁殖を狙う場合は普段より多めに餌を与えて栄養をつけさせたほうが、卵の数も増え無精卵の数を減らすことができます。

ただし、餌を与えすぎると水質が悪化し、病気になってしまう場合があるので餌の量を把握しやすいひかりクレストミニキャットをメインにするのがおすすめです。

餌の量の管理に自信がある場合は、個体ごとに餌を食べる量のばらつきを抑えることを重視してひかりクレストディスカスをメインに与えるのもよいでしょう。

サブには繁殖が成功した場合に、粒が小さいため比較的早くに生餌から人工餌に切替可能なテトラプランクトンを使っておくと繁殖から稚魚飼育まで対応できるようになります。

人工餌だけでは栄養が足りないので、栄養価の高い富城冷凍アカムシとテトラブラインシュリンプエッグスをたっぷり与えることも重要です。

アカムシを食べるコリドラス

稚魚の餌は生まれてからしばらくはテトラブラインシュリンプエッグスがメインとなりますが、ブラインシュリンプが十分に孵化しなかった場合や孵化作業を忘れてしまった場合に備えてアルテミア100も準備しておくとよいです。

少数飼育・混泳魚ありでの繁殖はおすすめしない

コリドラスの飼育数4匹以下での繁殖や混泳魚がいる水槽での繁殖はおすすめしません。

少数飼育での繁殖はオスメスが揃わない可能性や、揃ったとしても相性の問題で繁殖行動を行わない可能性があります。

また、混泳魚がいると繁殖したとしても混泳魚がコリドラスの卵を食べてしまう可能性が高いからです。

まとめ

コリドラスは水槽の掃除屋と呼ばれることも多いですが必ず専用に沈下性の餌を与えなければやせ細ってしまいます。

餌は栄養が偏らないように人工飼料をメインに2~3種類を与えるのがおすすめで、飼育数や水槽環境、繁殖を目指すかどうかによって適した餌を選ぶようにしましょう。

初めてコリドラスを飼育する場合は餌の量の感覚を覚えるためにもひかりクレストミニキャットを1匹あたり1粒で与えるのがおすすめです。

慣れてきたらアカムシやブラインシュリンプなどを与えて繁殖にも挑戦してみましょう。

初めてコリドラスを飼育する人におすすめのひかりクレストミニキャットについては以下の記事で詳しく与え方を解説しています。

関連記事>>>ひかりクレストミニキャットがコリドラスにおすすめの餌な理由3選

ひかりクレストミニキャットがコリドラスにおすすめの餌な理由3選
コリドラスの餌でお悩みの方は必見!この記事ではひかりクレストミニキャットについて解説しています。実は餌の与える量はコリドラスの健康に直結する重要な要素です。この記事を読むと餌の量の感覚が身について餌の量によるトラブルをなくすことができるようになります。

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