【2025年版】ダイソーで買える実際に使って良かったアクアリウム用品16選

こんな悩みを持っている方も多いのではないでしょうか？

実はダイソーにはアクアリウムで使いやすい商品が多い一方で、使い勝手の良くない商品も存在します。

この記事では、私が今までダイソーのアクアリウム商品のほぼすべて購入して使い比べた経験から、

• 本当に使える商品
• 特定の状況で便利な商品

だけを16種類に厳選して紹介します。

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使ってよかったアクアリウムにおすすめのダイソー商品

ダイソーが販売する商品の中から実際に使ってみて使いやすいと感じたものをメリットとデメリットを合わせて紹介します。

エアーチューブ

• 商品名：エアーポンプ用ビニールチューブ [商品を見る]
• 価格（税込）：110円
• おすすめ度：★★★☆☆

エアーポンプで空気を水槽内に送り込む管として使用します。

ダイソーのエアーチューブは常時水槽で使用するよりも、一時的な使用の備えとして適しています。

一時的な使用の例としては以下の通りです。

• 調子の悪い生体をサテライトなどのエアリフト式容器に隔離
• サテライトなどで稚魚の飼育
• 夏場の酸欠対策にエアレーションを設置
• 新規生体購入時の点滴法での水合わせ

ダイソーのエアーチューブは3mで100円と長さ当たりの価格が安く、コスパがいいです。

しかし、素材がPVC（塩化ビニル樹脂）であり、長期使用すると劣化して硬くなりやすいです。

常時使用するよりも突発的なことや季節的な使用に備えてストックとして持っておくことがおすすめです。

水槽用スポイト

• 商品名：小型水槽用クリーナースポイト [商品を見る]
• 価格（税込）：220円
• おすすめ度：★★★★☆

水槽や隔離容器底面の掃除など日々のメンテナンスに幅広く使用します。

ダイソーのスポイトは小型水槽や水深の浅いスリム水槽での使用に適しています。

価格が200円とメーカー品の半額程度で購入でき、ポンプ部分とパイプ部分が取り外せて掃除も簡単です。

しかし、長さが28cmの商品しかないため、60cm規格水槽（高さ36cm）や45cm規格水槽（高さ30cm）だと長さが足りずに手が濡れてしまいます。

小型水槽やスリム水槽での使用であれば、特にデメリットもなく使うことができます。

すくいネット（大、小）

• 商品名：すくいネット [商品を見る]
• 価格（税込）：110円
• おすすめ度：★★★★★

魚の水槽移動など捕獲するときに使用します。

デメリットがほぼなく、使い勝手とコスパに優れた商品です。

価格は100円と安価でありながら、網の大きさが大と小の2タイプあり、水槽や生体の大きさで使い分けることができます。

持ち手の長さは大で44.5cm、小で40.5cmと60cm規格水槽までなら手を濡らさずに使用することができます。

すくいネットは他の100均などでも手に入りやすく、以下の画像のように持ち手がねじってある商品が多いです。

しかし、上記タイプの商品は持ち手と網のつなぎ目の部分が錆やすいです。

ダイソーのすくいネットは現在3年ほど使用していますが、どこも錆は発生していません。

90cm規格水槽未満の水槽で飼育している人は購入して損のないおすすめ商品です。

エアストーン

• 商品名：エアーストーン [商品を見る]
• 価格（税込）：110円
• おすすめ度：★★★★★

エアーポンプから送られてきた空気を細かい泡にすることで、水槽内に酸素を供給する道具です。

ダイソーのエアーストーンはメーカー品とほぼ変わらない性能で100円と安価なため、エアレーションを行うほとんどの人におすすめできる商品です。

2個入りのため複数の水槽で使用したり、1個はストックしたりすることが可能で、発生する泡も細かく十分実用的です。

エアレーションは夏の高水温による溶存酸素量低下の対策となるため、普段水槽に使っていない人も、持っておくのがおすすめです。

泡のきめ細かさに特にこだわる人は別ですが、ほとんどの人には十分なおすすめの商品です。

カルキぬき

• 商品名：カルキぬき [商品を見る]
• 価格（税込）：110円
• おすすめ度：★★★★☆

水道水に含まれるカルキを中和するために使用します。

量に対するコスパが非常に高く、小型水槽と相性が抜群です。

1本あたり250mlで100円とアクアリウムメーカーの半額程度で購入できます。

分量は水道水30Lに対してカルキ抜き剤6mlと一般的なカルキ抜き剤と同じです。

しかし、1本あたりの容量が少ないため、大きな水槽やたくさんの水槽を管理している場合はすぐになくなってしまうのが欠点です。

水槽の数が少なく、小型水槽で飼育している人にピッタリの商品です。

関連記事＞＞＞【熱帯魚飼育の基本】水道水から簡単にカルキを抜く方法

大型の水槽やたくさんの水槽を管理している場合は1000mlの容量があるメーカー品のほうがいいでしょう。

ガラスクリーナー

• 商品名：ガラスクリーナー[商品を見る]
• 価格（税込）：220円
• おすすめ度：★★★☆☆

水槽壁面のコケを簡単に掃除できる道具です。

本体が強力なマグネットになっており、水槽壁面を挟んで外側から手を濡らすことなく、コケを除去することができます。

価格は200円と安価でありながら、コケ取り能力はメーカー品と遜色ありません。

デメリットとしては水槽内に入れるマグネット部分に厚みがあるため（1.6cm）レイアウトによってはマグネットが入らない場合があります。

また、アクリル水槽では傷がついてしまうため、ガラス水槽でしか使用することができません。

除去することができるのも柔らかいコケだけであり、頑固なコケや汚れの掃除には後に紹介するメラミンスポンジの方が効果的です。

水槽に柔らかいコケが発生しやすく、手を濡らさず安価に掃除したいと考えている人に向いています。

多機能ビブバケツ

• 商品名：多機能ビブバケツ [商品を見る]
• 価格（税込）：330円
• おすすめ度：★★★★★

水槽の水換え作業において水を溜める容器として使用します。

ダイソーの多機能ビブバケツは安くて丈夫な上に、多機能でバケツの購入を検討している人には非常におすすめできる商品です。

メリットは複数あり、まず注ぎ口があるため、水を水槽に注ぐときにこぼしにくいです。

また、持ち手についているフックも便利で生体の水合わせ時に使用するエアーチューブや水換え時のクリーナーホースなどをひっかけて固定することができます。

全体的に作りがしっかりとしていて現在2年ほど使っていますが、壊れた箇所もなく亀裂も入っていません。

容量は8Lと量と重さのバランスが丁度良い容量なのも使いやすいポイントです。

唯一のデメリットは本体の色が黒なため、フィルターを掃除したときなどの水の汚れ具合が見えづらいことです。

総合的には非常に優れた商品でアクアリウムにバケツを使うすべての人におすすめできます。

グラス

• 商品名：グラス [商品を見る]
• 価格（税込）：110円
• おすすめ度：★★★★★

ブラインシュリンプを孵化させる容器として使用します。

皿式で生体にブラインシュリンプを与えるのであれば、ほぼ必須アイテムといえます。

ブラインシュリンプの卵と塩水を入れるだけで簡単に孵化させることができます。

グラスは透明・無地で光が屈折しないデザインのものが適しており、外から光を当てるだけでブラインシュリンプを1か所に集めることができます。

底がなるべく広い商品を選ぶと、水面からの酸素供給量が増えるため、孵化率が向上します。

複数個購入して1～2日ずらして孵化させ、ローテーションするとで常にたっぷりブラインシュリンプを与えられるようになります。

冬場は塩水の水温が低下すると孵化率が下がってしまうため、水槽の内側に水を入れたサテライトを設置し、中にグラスを入れることで冬でも孵化率を落とすことなく与え続けられます。

ブラインシュリンプを皿式で孵化させるすべての人におすすめできる商品です。

関連記事＞＞＞【手間なく簡単】皿式でのブラインシュリンプの沸かし方を徹底解説

計量スプーン

• 商品名：軽量スプーン [商品を見る]
• 価格（税込）：110円
• おすすめ度：★★★★☆

液体のカルキ抜き剤や薬の計量に使用します。

アクアリウムに使用するならプラスチック製の安価なダイソー商品で十分です。

0.63～15mlまで6本のスプーンがあり、自分の水槽サイズに適した分量を量ることができます。

液体のカルキ抜き剤を使用しているすべての人におすすめです。

関連記事＞＞＞【熱帯魚飼育の基本】水道水から簡単にカルキを抜く方法

回転タップ

• 商品名：回転タップ [商品を見る]
• 価格（税込）：1100円
• おすすめ度：★★★★☆

コンセントの数を増加させるために使用します。

電源を多く必要とするアクアリウムと非常に相性が良い商品です。

ダイソーの回転タップはコンセントの接続部が1口ずつ回転するため、照明など大きなACアダプターがあっても余すことなくコンセント口を使い切ることができます。

電機メーカーの回転タップよりも安価ですが、口数が4口と少な目で、もっと必要な場合は電機メーカー品の方が良いです。

安価かつ効率的にコンセントの数を増やしたい人におすすめです。

延長コード

• 商品名：延長コード [商品を見る]
• 価格（税込）：220円（1m）、330円（2m）、440円（3m）
• おすすめ度：★★★☆☆

コンセントが届かない場合の延長に使用します。

アクアリウムにおいて水槽は直射日光の当たらない場所に置く必要がありますが、近くにコンセントがない場合もあります。

延長コードがあれば好きな位置に水槽を設置することができるため設置の自由度が広がります。

ダイソーの延長コードは長さは1～3mがあるため、自分の環境に合わせて必要な長さが選べます。

価格は最長の3mでも400円と安価なため、水槽を設置したい位置の近くにコンセントがない人におすすめです。

メラミンスポンジ

• 商品名：メラミンスポンジ [商品を見る]
• 価格（税込）：110円
• おすすめ度：★★★★☆

水槽壁面の掃除に使用します。

しつこい汚れやコケもきれいにとれる超有能アイテムです。

形や大きさが異なる商品が複数販売されているため、自分の水槽に合ったものを選ぶことができます。

ガラスクリーナーではとれないしつこいコケも、ごしごし擦ることでしっかり落とすことができます。

デメリットはガラス水槽でしか使用できないことで、アクリル水槽に使用すると水槽に傷がついてしまうので要注意です。

ガラス水槽で飼育しているすべての人におすすめできる商品です。

PPシート

• 商品名：PPシート [商品を見る]
• 価格（税込）：110円
• おすすめ度：★★★★★

水槽のバックスクリーンの代替品として使用できます。

簡単に水槽の雰囲気を大きく変えてくれる優れものです。

100円という安さで購入でき、加工も水槽の大きさにハサミできるだけで完成です。

厚さが0.75mmの商品と1mmの商品がありますが0.75mmの方が水槽の大きさに合わせて切ったり、加工がしやすいためおすすめです。

取付も水槽の裏に差し込んでテープで固定するだけなので非常に簡単です。

関連記事＞＞＞【置くだけ簡単】水槽のバックスクリーンをダイソーなどの100均商品で自作する方法

また、バックスクリーンだけでなく加工して外掛けフィルターのろ過槽に差し込むだけで、ろ過能力アップの改造にも使うことができます。

関連記事＞＞＞【簡単最強】100円で外掛けフィルターを改造してろ過能力をアップさせる方法

カラーバリエーションが多くなく、60cm規格水槽以上の水槽にはサイズが足りないのがデメリットです。

60cm規格水槽未満で飼育していて、お手軽に水槽の背景を変えて鑑賞を楽しみたい方におすすめです。

カラーボード

• 商品名：カラーボード [商品を見る]
• 価格（税込）：110円
• おすすめ度：★★★★☆

PPシートと同じく、水槽のバックスクリーンの代替品として使用します。

PPシートは60cm規格水槽などの大きめの水槽には大きさが足りませんが、カラーボードなら十分な大きさがあります。

価格は100円でカッターで切れ目を入れて割るようにすると簡単に加工することができます。

カラーバリエーションが白と黒しかないのがデメリットです。

60cm規格水槽以上の水槽で飼育しており、背景を黒にしたい人にはおすすめです。

関連記事＞＞＞【置くだけ簡単】水槽のバックスクリーンをダイソーなどの100均商品で自作する方法

ワイヤー入りビニールひも

• 商品名：ワイヤー入りビニールひも [商品を見る]
• 価格（税込）：110円
• おすすめ度：★★★☆☆

活着性のある陰性水草を活着対象に固定するために使用します。

折り曲げるだけで簡単に固定できるためとても便利です。

中にワイヤーが入っているため、テグスのように結ぶ必要がなく、ひもの幅も2mmと細いため茎の間を通しやすいです。

アヌビアス・ナナやミクロソリウムといった陰性水草を育成している人におすすめです。

関連記事＞＞＞【育成簡単】コリドラス飼育におすすめの活着する陰性水草5選

マイクロファイバーぞうきん

• 商品名：マイクロファイバーぞうきん [商品を見る]
• 価格（税込）：110円
• おすすめ度：★★★★☆

床にこぼれた水をふき取るのに使用します。

水をこぼしやすいアクアリウムでは重宝します。

マイクロファイバーぞうきんは普通の雑巾よりも吸水性が良く、乾きやすいという特性があります。

アクアリウムを楽しむ全員におすすめできる商品です。

ダイソーで買えるアクアリウム用品の特徴

ダイソーと聞くと生活日用品を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、意外とアクアリウム用品も豊富に取り揃えています。

なんといっても安いことが最大のメリットで、場合によってはアクアリウムメーカー品の半額以下で買えてしまうことも珍しくありません。

ただし、サイズが小さい、長さが短いなどの特徴もあるため、ダイソーとメーカー品のどちらが自分の水槽環境に適しているか見極めて購入する必要があります。

また、店舗によって在庫状況が異なるため、お住まいの地域によっては手に入らないものがある場合があります。

安定して購入したい場合は、他の日用雑貨などとまとめて、ダイソーネットストアで購入すると手に入りやすいです。

＞＞ダイソーネットストアのアクアリウム用品を見る

ダイソー商品にこだわる必要はない

ダイソーの商品は安くて使いやすいですが、最大の欠点は商品の入れ替えが激しいことです。

とても使いやすいお気に入りの商品があっても、買い直そうとしたときには販売中止になっていることがよくあります。

お気に入りの商品は販売されているうちに複数個購入することである程度対策することができますが、いずれなくなることには変わりありません。

個人的には無理にダイソーにこだわる必要はないと考えていて、良い商品にたまたま巡り合えたら購入するくらいの温度感が良いと思います。

品切れだったり販売中止の場合は、多少高くてもアクアリウムメーカーが販売している商品を購入した方が多機能なものが多く、長期間安定して入手することができます。

今回紹介した商品のアクアリウムメーカーが販売しているものは以下の通りです。

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まとめ

アクアリウムは水槽やフィルター・照明など購入するものが多く、ある程度お金のかかる趣味です。

費用を抑えるには、100円ショップを活用するのが効果的です。

ダイソーにはアクアリウム用品やアクアリウムで使用できる商品が豊富であり、安くするだけでなく便利にアクアリウムを楽しめるようになります。

個人的におすすめしたいTOP３は以下の通りです。

1. すくいネット
2. 多機能ビブバケツ
3. PPシート

ダイソーネットストアなら近くに店舗がなくても簡単に商品の検索・購入をすることができ便利なのでまだ試したことのない方は試してみてください。

＞＞ダイソーネットストアのアクアリウム用品を見る