サラリーマン、自営業、主婦(夫)、学生の皆様、今日もお疲れ様です。
水槽、フィルターとヒーターは何を買うか決めたからアクアショップに行ってコリドラスと一緒に全部買ってこよう。
ということをやってしまうと悲劇が起きる可能性が高く、最悪アクアリウムをやめてしまうほどの精神的ダメージを負いかねません。
まずは水槽、フィルター、ヒーターとパイロットフィッシュを数匹購入して『水槽を立ち上げる』作業を行いましょう。
パイロットフィッシュが必要な理由
フィルターにバクテリアを繁殖させる
水槽、フィルターを購入してきて水を入れただけの水槽はただ水槽内を水が循環しているだけにすぎません。
なので生体をその中に入れるとすぐに水質は悪化し、最悪生体は死んでしまいます。
水をきれいに保つにはフィルターにバクテリアを繁殖させる必要がありますがバクテリアは熱帯魚の糞などを栄養とするため、やはり生体は入れる必要があります。
そこで水槽初期の水質の変化しやすい状況にも耐えうるパイロットフィッシュを少数入れることで安定的にバクテリアを繁殖させることができます。
関連記事>>>コリドラスと相性の良いパイロットフィッシュ5選
バクテリアの繁殖方法は特別なことをする必要はなく、普通にパイロットフィッシュを飼育していれば勝手にフィルター内で増えていきます。
パイロットフィッシュの数は熱帯魚の種類や水槽の大きさにもよりますが、初心者におススメの60cm規格水槽では4~5匹程度がよいです。
期間は数週間~1ヶ月ほどといわれています。
1ヶ月しっかり飼育すれば安心でしょう。
この間、はやくお目当てのコリドラスを飼いたいと思うかもしれませんが、せっかく購入しても死んでしまっては元も子もないので、しっかりバクテリアが繁殖してから飼育するようにしましょう。
特にコリドラスの中でも人気のあるコリドラスパンダは水質の変化には敏感ですので購入を検討している方はしっかりと水槽が出来上がってからにしましょう。
本命の熱帯魚の練習になる
練習というと聞こえが悪いですが、パイロットフィッシュは基本的に丈夫な種類を選ぶため、多少雑な飼育をしても問題が起きづらいです。
この間に水替えの方法やフィルターの掃除方法など基本的なところをしっかりと習得しておけば、その後コリドラスなどの本命の熱帯魚を飼育しても問題なく飼育することができます。
逆にこの間にパイロットフィッシュが死んでしまうようなことがあれば、現状の飼育方法にかなり問題があると言えるので一旦本命の熱帯魚の飼育は延期して、まずはパイロットフィッシュをしっかりと飼育できるようにしたほうがよいです。
まとめ
水槽は購入してすぐはバクテリアが繁殖していないためろ過が機能しておらず水がきれいになりません。
まずはパイロットフィッシュを飼育してバクテリアを繁殖させましょう。
パイロットフィッシュのみの飼育期間中に基本的なところをしっかりと抑えられればその後も水槽に問題は起きづらくなります。
というわけで、みなさまのよいコリドラスライフを祈っております。
今週もお疲れ様でした!