ビタクリンアカムシミニキューブがコリドラスにおすすめの餌な理由3選

ビタクリンアカムシミニキューブのパッケージ コリドラスの餌
  • 小型水槽に適したアカムシを知りたい

  • 1キューブが大きすぎて余ってしまう

  • たまにしか与えないため少量のアカムシが欲しい

このような悩みを持っている方も多いのではないでしょうか?

実はアカムシは与える量が難しい餌です。

なぜなら一度解凍すると再冷凍ができないため、解凍した分はすべて与えてしまいがちですが、食べ残しが発生すると水を汚しやすいからです。

私はこれまでに長期的にコリドラスに冷凍アカムシを与えて繁殖にも成功してきました。

この記事ではこれまでの経験をもとに、小型水槽での飼育や与える量を調整するのにおすすめのビタクリンアカムシミニキューブについて解説します。

コリパン
コリパン

この記事を読むと飼育環境に応じた丁度良い量のアカムシを与えられるようになるよ。

メリット
デメリット
  • 小型水槽にちょうど良い
  • 与える量を調整しやすい
  • 冷蔵庫がかさばらない
  • グラムあたりの価格が高い

ビタクリンアカムシミニキューブの特徴

ビタクリンアカムシの裏側

ビタクリンアカムシミニキューブはキョーリンが提供する冷凍のアカムシです。

ジャワ島原産のアカムシを使用しており、加工工程でビタミンを添加しているため栄養が豊富です。

生きたまま瞬間冷凍しているため、栄養の流出が少なく新鮮なまま生体に与えることができます。

包装もPTP包装で劣化しづらく、非常に品質の高いアカムシです。

他にも1キューブあたりの量が多いビタクリンアカムシや、キューブが大きくビタミン添加のないエコクリンアカムシという商品も存在します。

ビタクリンアカムシは1シートあたり100gなのに対してビタクリンアカムシミニキューブは45gと1キューブの大きさが約1/2になっています。

サラコリ
サラコリ

プロモーション動画で製造工程を知ることができます。

関連記事>>>【餌付け簡単】水槽環境に合わせて選ぶコリドラスにおすすめの餌11選

クリーンアカムシミニキューブとの違い

クリーンアカムシミニキューブとビタクリンアカムシミニキューブ

同じキョーリンの商品でクリーンアカムシミニキューブという冷凍アカムシもあります。

ビタクリンアカムシミニキューブはクリーンアカムシミニキューブをリニューアルした商品であり、基本的には同じですが、1シートの量が40gから45gに増量されています。

同様にクリーンアカムシはビタクリンアカムシに、UV赤虫はエコクリンアカムシにリニューアルされました。

コリパン
コリパン

リニューアル前の商品を使っていた人はそのままリニューアル後の商品を使うといいよ。

ビタクリンアカムシミニキューブがおすすめな理由3選

ビタクリンアカムシミニキューブを食べるコリドラスイルミネータスグリーン

小型水槽にちょうど良い

冷凍アカムシは食べ残しが発生すると水を汚しやすい餌であり、小型水槽での飼育の場合は水量が少ないため特に水質悪化が生体に与える影響も大きくなります。

水質悪化を防ぐためには短時間で食べきれる量を与える必要があります。

関連記事>>>【与える頻度で調整】コリドラスに適した餌の量を徹底解説【目安も紹介】

ビタクリンアカムシミニキューブは通常のアカムシに比べて1キューブが半分の量しかないため3~4匹程度のコリドラスでも食べきることが可能です。

富城冷凍アカムシとビタクリンアカムシミニキューブのキューブ比較

コリパン
コリパン

左が富城冷凍アカムシで右がビタクリンアカムシミニキューブだよ。

指向性も高く、短時間で食べきれるため小型水槽でも水質を悪化させることなく安心して与えることができます。

与える量を調整しやすい

ビタクリンアカムシミニキューブは1キューブが通常サイズの冷凍アカムシの0.5キューブに相当するため、与える量を調整しやすいです。

適切な餌の量は生体の数や大きさに依存するため、水槽環境によって日々変化しています。

アカムシは一度解凍すると再冷凍できないため、1キューブだと少ないが2キューブだと多すぎるということが起こった場合に余りは捨てなければなりません。

サラコリ
サラコリ

キョーリンのHPより以下引用です。

Q一度溶けてしまった冷凍飼料を再冷凍して使用しても良いの?

A基本的に使用しないで下さい。再冷凍された冷凍飼料は、原料の細胞が破壊されて原料の体液や栄養分(ドリップ)が水に流出しやすくなっています。水汚れの原因や嗜好性が低下する事がありますので、再冷凍はお勧めできません。
細胞が破壊されるのは、細胞内外で発生する氷の結晶が原因です。氷の結晶はマイナス1度からマイナス5度の間で最も多く発生するため、この温度帯を素早く通過させると原料の細胞組織が傷まず、解凍時に体液などが流出しにくくなります。通常の家庭用冷凍庫ではこの温度帯の時間が長い為、細胞が破壊されやすくなります。
弊社では特殊な超急速冷凍を用いて、この温度帯を素早く通過させることで、生きている状態により近い新鮮な冷凍飼料を製造しています。

https://www.kyorin-net.co.jp/faq/index.html

しかし、ビタクリンアカムシや富城冷凍アカムシなどの1キューブの大きな冷凍アカムシとビタクリンアカムシミニキューブを併用すれば通常サイズの1.5キューブ、2.5キューブと0.5キューブきざみの与え方が可能になります。

関連記事>>>【大容量で安い】富城冷凍アカムシがコリドラスにおすすめの餌な理由4選

注意点としてビタクリンアカムシミニキューブはグラムあたりの価格が高いため、メインはビタクリンアカムシや富城冷凍アカムシなどの通常サイズの商品を使ったほうがよいです。

冷蔵庫がかさばらない

ビタクリンアカムシミニキューブは1キューブあたりの量が少ないため、シートの厚みが薄いです。

富城冷凍アカムシとの厚み比較

サラコリ
サラコリ

上の画像は富城冷凍アカムシと厚みを比較しています。

冷凍アカムシは冷凍保存する必要があるため、冷凍庫で保存しますが、厚みが薄い分かさばらず、一人暮らしの方など冷凍庫が小さい冷蔵庫を使用していても保管しやすいです。

POINT
  • 1キューブの大きさが半分なのが特徴

  • 小型水槽やコリドラス2~4匹の飼育にぴったり

  • 0.5キューブ刻みで量を調整したい人にもおすすめ

  • 冷凍庫が小さい人も検討の余地あり

ビタクリンアカムシミニキューブのデメリット

ビタクリンアカムシミニキューブの1キューブ

ビタクリンアカムシミニキューブのデメリットはグラムあたりの価格が高いことです。

1シートあたりの量は45gとビタクリンアカムシの100gに対して半分以下なのに対して、価格は3割程度しか安くありません。

小型水槽での飼育では消費量が多くないため大きな差にはなりませんが、大型水槽でたくさんのコリドラスに与える場合はお金がかかってしまいます。

ビタクリンアカムシや富城冷凍アカムシなど1キューブの多きなアカムシをメインにし、ビタクリンアカムシミニキューブは調整用に使用したほうがよいです。

ビタクリンアカムシミニキューブはこんな人におすすめ

ビタクリンアカムシミニキューブを食べるコリドラスイルミネータスグリーン2

ビタクリンアカムシミニキューブは以下のような人におすすめです。

  • 60cm規格水槽未満の小型水槽で飼育している人
  • 水槽内の生体の数が頻繁に変化する人
  • 複数の水槽で飼育している人

ビタクリンアカムシミニキューブは1キューブが小さく、少数飼育でも食べ残しが発生しづらい商品です。

小型水槽で3~4匹のコリドラスを飼育しており、人工餌だけでなく冷凍アカムシでしっかりと栄養を与えたい人にぴったりです。

サラコリ
サラコリ

飼育数が少ないと確率は下がりますが繁殖する可能性もあります。

関連記事>>>コリドラスの産卵誘発方法

また、通常サイズのアカムシに対して0.5キューブ単位で与える量を調節できるため、生体の数が変化や、水槽ごとに応じた量を与えやすいです。

まとめ

ビタクリンアカムシミニキューブはビタミンを添加した栄養価の高い冷凍アカムシです。

加工工程や包装までこだわった品質の高い商品のため安心して与えることができます。

1キューブが通常のアカムシの1/2の量であることが最も大きな特徴で、小型水槽での飼育や通常サイズのアカムシでは過不足がある場合に使用するとよいです。

ただし、グラムあたりの価格は割高になってしまうため、大量に消費するよりは補助的な使い方をした方が出費を抑えることができます。

水の汚れを最小限に抑えながら、コリドラスがしっかりと栄養をとることができるため、繁殖する可能性を高めることができます。

メリット
デメリット
  • 小型水槽にちょうど良い
  • 与える量を調整しやすい
  • 冷蔵庫がかさばらない
  • グラムあたりの価格が高い

アカムシと同じく栄養価の高い餌として有名なブラインシュリンプについては以下の記事で解説しています。

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