- 混泳水槽でコリドラスに与えるおすすめの餌を知りたい
- 水流に流されづらく、沈みやすい餌を知りたい
- 安価で嗜好性の高い餌を知りたい
このような悩みを持っている方も多いのではないでしょうか?
実は混泳水槽で飼育するコリドラスの餌選びは非常に重要です。
なぜならコリドラスは底に沈んだ餌しか食べることができず、混泳魚次第では餌が沈むまでにすべて食べられてしまうからです。
この記事では、これまで30種類以上の餌をコリドラスに与えてきた経験から、ひかりクレストコリドラスが混泳水槽のコリドラスの餌としておすすめな理由を解説します。
この記事を読むと混泳水槽でもコリドラスにたっぷりと餌を食べさせることができるようになるよ。
ひかりクレストコリドラスの特徴
ひかりクレストコリドラスはキョーリンが提供する沈下性の人工餌です。
コリドラス用に開発された餌であり、他の餌と比較すると大きさや形、水への溶けにくさなど異なる点が多い少し特殊な餌です。
粒がタブレット状のため一般的に『コリタブ』と呼ばれる餌であり、容量が15gと80gの2タイプがあるため飼育数に適した容量の商品を選ぶことができるおすすめの餌です。
関連記事>>>【餌付け簡単】水槽環境に合わせて選ぶコリドラスにおすすめの餌11選
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ひかりクレストコリドラスがおすすめな理由
混泳魚に食べられることがない
ひかりクレストコリドラスは混泳魚に食べられることなく、コリドラスまでしっかりと届く餌です。
なぜなら水に溶けづらく、柔らかくなるまでに時間がかかる上に沈むのが早いため、水槽の上層~中層を通過するときはまだ熱帯魚が食べられる状態になってないからです。
コリドラスは底棲魚であり沈んだ餌しか食べることができないため、沈下性の餌を与えるのは必須です。
しかし、沈下性であったとしても餌の粒が小さかったりすぐに水に溶けてしまう餌だと、水槽の底まで沈む前に上層~中層の混泳魚に食べられてしまいます。
混泳魚が食べきれないほどたくさん顆粒の餌を与えて食べ残しをコリドラスの餌とする方法もありますが、実際にどの程度の量がコリドラスまで届いているか把握するのは難しく、日によって混泳魚が食べ残す量も変わるためバランスをとるのが難しいです。
ひかりクレストコリドラスであれば与えた分がそのままコリドラスの餌となりますので把握が簡単です。
底棲の熱帯魚と混泳している場合は当然餌を食べてしまいます。
狙った場所に沈めやすい
ひかりクレストコリドラスは餌の1粒が大きく質量があるため、水流の影響を受けづらいく、餌を沈める場所をある程度狙うことができる餌です。
また、水槽のレイアウトによってはどうしてもコリドラスが入れない隙間ができることがありますが、隙間に落ちた餌は食べ残しとなってしまい水を汚してしまいます。
ひかりクレストコリドラスなら粒が大きいため狭い隙間に入りづらく、沈める場所をある程度狙うことができるため、隙間に餌が入って食べ残しとなってしまう確率を下げることができます。
コリドラスが口でつついて隙間まで移動させてしまうことはあるけどね。
餌のかけらが舞いづらい
ひかりクレストコリドラスは水に溶けづらく、少しづつ柔らかくなる特徴があるため餌のかけらが舞いづらい餌です。
すぐに水に溶ける餌はコリドラスがつつくとばらばらになり、破片が舞うことで水が汚れてしまいます。
また、コリドラスは餌を少しづつ食べる習性があるため、すぐに溶けてしまっても食べられる量には限りがあります。
ひかりクレストコリドラスは餌の周囲から少しずつ柔らかくなっていく特徴があるため、コリドラスの食べ方に合っています。
さすが専用に開発された餌だね。
嗜好性が高い
ひかりクレストコリドラスは嗜好性の高いコリドラスに大人気の人工餌です。
それもそのはずでコリドラス専用に開発されており、臭いや食べやすさなどコリドラスに合わせて作られています。
さらにメーカーが他社との嗜好性実験まで実施しており、明らかに他社の餌よりもコリドラスが好む傾向がある餌であることが示されています。
キョーリンで実施した嗜好性実験は以下のリンクから確認できます。
外部リンク>>>ひかりクレストコリドラス 嗜好性の比較
- 混泳水槽でもしっかりコリドラスまで届く
- コリドラスのことを考えて作られた嗜好性の高い餌
ひかりクレストコリドラスのデメリット
水を汚しやすい
ひかりクレストコリドラスはコリドラスの特徴に合わせて少しずつ柔らかくなるように作られているため、水中に存在する時間が長くなってしまいます。
水を汚しづらいように工夫されて作られてはいますが、水中に餌が存在する時間は短いほど水質に与える影響は少ないです。
アクアリウムの基本は5分以内に食べきれる量を与えることであり、ひかりクレストコリドラスは溶けづらさから5分以内に食べきるのはほぼ不可能です。
しかし、水に溶けづらいことで混泳魚に食べられることがなくなり、餌のかけらが舞いづらいといったメリットがあるため混泳水槽のような環境によっては圧倒的にメリットの方が大きくなります。
メリットがあれば必ずデメリットはあります。
対策として混泳魚に小型の熱帯魚しかいないのであれば餌を半分に割って与えると水に接する面積が増えるため早く溶けるようになり、同時に餌を食べれる個体数も増えるため水中に餌が存在する時間を短くすることができます。
次に説明する『食べることができる個体が限られる』の対策にもなるね。
また、一度にたくさんの量を与えずに少量を複数回に分けて与えるのも有効です。
関連記事>>>【与える頻度で調整】コリドラスに適した餌の量を徹底解説【目安も紹介】
食べることができる個体が限られる
タブレット状の餌で1粒が大きいため、食べることができる個体数が限られてしまいます。
ひかりクレストコリドラスの1粒はひかりクレストミニキャット6粒分程度の大きさがあります。
ひかりクレストミニキャットなら1匹1粒で6匹が同時に餌を食べることができますが、ひかりクレストコリドラスはせいぜい2匹が限界です。
関連記事>>>ひかりクレストミニキャットがコリドラスにおすすめの餌な理由3選
また、体の大きな個体が力が強いため、餌を食べられる位置を確保しやすく、餌を食べられる個体と食べられない個体が決まってしまいやすいです。
対策としては他の餌、特に水槽全体に散らばるような顆粒状の餌と組み合わせて使うと体の小さなコリドラスもひかりクレストコリドラスを食べられなかったとしても顆粒の餌を食べられる可能性が高くなります。
ひかりクレストコリドラスはこんな人におすすめ
ひかりクレストコリドラスはネオンテトラやチェリーバルブなどの水槽の上層~中層を生活圏とする小型の熱帯魚と混泳させたい人におすすめの人工餌です。
コリドラスは大食漢であり、混泳魚の食べ残しだけでは不十分であり専用に餌を与える必要があります。
ひかりクレストコリドラスは1粒が大きく、すぐに沈むため混泳魚に食べられることなくコリドラス専用に餌を与えることが可能です。
ただし、ひかりクレストコリドラスだけでは餌を食べることができる個体が偏る可能性があるため、混泳魚に顆粒状を餌を少し多めに与えてわざと食べ残しを発生させたり、ひかりクレストコリドラスを割って与えることで餌を食べられる個体を増やすことができます。
顆粒の餌はコリドラスに対しては補助的な役割です。
まとめ
ひかりクレストコリドラスは上層~中層が生活圏の小型熱帯魚との混泳水槽におすすめの餌です。
混泳魚に餌を食べられることがなくコリドラスまでしっかりと届けることができます。
顆粒状の餌と組み合わせて使うと混泳魚の餌だけでなくコリドラス食べ残しがひかりクレストコリドラスを食べることができなかった個体にも届く可能性が高くなり相性が良いです。
粒の大きさなど特徴の異なる餌を組み合わせて使うとうまく餌を配分できますが、複数の餌の残りを管理するのは大変です。
Amazonプライムに加入しておけば餌がなくなってから購入しても最短その日のうちに商品が届くため管理の手間が楽になります。
また、ひかりクレストコリドラスと相性の良い顆粒状の餌であるテトラプランクトンについては以下の記事で詳しく解説しています。
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