サラリーマン、自営業、主婦(夫)、学生の皆様、今日もお疲れ様です。
水面が泡立っているんだけどなんで?
水槽の水面の泡が消えないのは水質が悪化していることが原因です。
そのまま放置するとコリドラスや他の熱帯魚が病気にかかる可能性があります。
程度によってはそこまで重大な状況にはなっていないかもしれませんが普段の水槽管理を見直すきっかけにするとよいです。
水槽水面の泡が消えない理由
水質が悪化しているから
通常は水面に泡ができてもすぐに割れて消えていきます。
消えないのは水中に含まれる成分によって割れない程度の強度を持っているからです。
水面の泡が割れなくなる主成分は水中のタンパク質だと言われており、水替えの頻度が少なかったり、フィルターのろ過能力が間に合っていないとタンパク質を含むあらゆる成分が水中にたまって水が汚くなり泡が消えなくなります。
立ち上げたばかりの水槽で水面に泡が発生しやすいのはフィルターにバクテリアがまだ繁殖しておらず、ろ過能力が間に合っていないからです。
泡と同時に水面には油膜が発生しやすいので同じく水質悪化のサインとするとよいです。
止水域だから
泡が消えない理由は水質悪化が原因ですが、水流があると泡はできづらく、できたとしても流されていきます。
よって水槽内だと隅っこに泡はたまりやすく、泡がたまっているところは止水域であることが多いです。
逆にあまり水流のない水槽で飼育している場合はどこにでも泡が発生しやすくなります。
エアレーションをしているから
エアレーションは水中から水面に泡が浮いてくるので水がきれいだったとしても周辺には多少泡がたまります。
水が汚れていると泡は消えづらくなるため、さらにたまりやすくなります。
これは泡が多くなり見た目として良くないですが、エアレーションが悪いわけではなく、水が汚れていることがそもそもの原因なので泡が多いからといってエアレーションをやめてもなんの解決にもなっていないので注意が必要です。
エアレーション自体は緩やかな水流を作ったり水中の酸素量が増えたりと熱帯魚にとっていいことがたくさんあるよ
まとめ
止水域が多かったり、エアレーションをしている水槽だと水面に泡ができやすくなりますが、泡が消えない根本原因は水質悪化にあります。
水流を変えたり、エアレーションをやめたりしても現象が見えづらくなるだけで根本の解決にはなりません。
泡がたまっていることに気付いたらまずは普段の水槽管理を見直して水質の改善をすることが必要です。
というわけで、みなさまのよいコリドラスライフを祈っております。
今週もがんばっていきましょう!