アクアリウムに適したポリタンクの選び方

サラリーマン、自営業、主婦(夫)、学生の皆様、今日もお疲れ様です。

飼育水用のポリタンクはどんなのを選べばいいの?

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水道水には消毒のためにカルキ(塩素)が含まれています。

このカルキは人体には特に問題はありませんが、
熱帯魚には悪影響を及ぼします。

そのため、飼育水は水道から直接水槽に入れるのではなく、
カルキ抜きをする必要があります。

カルキを抜く方法は水道水にカルキ抜き剤を入れるか、
水道水をポリタンクなどで丸一日以上おいておくかのどちらかになります。

個人的にはカルキ抜き剤自体は非常に安価であるものの、
水替えは頻繁に行うものであり、
長い目で見るとその出費はバカにならないので、
ポリタンクで常にストックしておく方がおススメです。

ポリタンクでストックしておくと、保管場所を取るという
デメリットはありますが、ランニングコストはかからず、
好きな時にすぐに換水することができますし、
アクアリウム以外のところでも防災時の水として使用することができます。

しかしアクアリウムに使用するポリタンクには
選び方に少しだけポイントがあります。

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アクアリウム用ポリタンクの選び方

飼育水槽に合った大きさを選ぶ

水槽の容量は規格水槽だと45cm水槽で32.4ℓ、60cm水槽で65ℓです。

この値は水槽いっぱいまで水を入れたときの水量ですので、
実際はこれよりも少ない水量で飼育しています。

60cm企画水槽だと生体や、水草、流木などによって変わってきますが
大体50ℓ程度水での飼育になるかと思います。

水替え時の換水量は1/3ですので50÷3=16.7ℓの飼育水が必要になります。

そのため15ℓのポリタンクでほぼ丁度、20ℓのポリタンクで
少し余裕がある程度ということがわかります。

このように、まずは自分の飼育する水槽の容量を確認し、
それに合った容量のポリタンクを選ぶことが大切
です。

ポリタンク

大きすぎるものを選ばない

飼育水槽が大きい場合や、水槽が複数ある場合は
必要になる飼育水の量が増えるため大きなポリタンクを選びがちですが、
大きなポリタンクは重たく、持つのが嫌になってしまいます。

水量が必要な場合はポリタンクの容量を増やすのではなく
数を増やした方が換水の作業が圧倒的に楽です。

ポリタンクの容量は最大でも20ℓまでにしたほうがよいです。

20ℓでもかなり重たいので、重たいものを持ちたくない方や女性は
15ℓにしたほうがよいでしょう。

20⇒15ℓの5kgは持った時の重さが圧倒的に変わります。

また重たすぎるポリタンクはその自重のから
ポリタンク底面に負荷がかかるため、置いている床がざらざらしていたり、
石などが挟まると穴が開いて水が漏れる可能性があります。

以前私が使用していた22ℓのポリタンクは数年使用すると、
ポリタンクの周りがじんわりと濡れるようになり、
調べてみると底からほんの少しずつ水が漏れていました。

折りたためないものを選ぶ

ホームセンターなどに行くと防災用の折り畳みできるポリタンクが
売られていますが、あまりおススメできません。

まず容量の少ないものが多いため、小さい水槽で飼育している方は
問題ありませんが、複数個購入しないと水の量が足りなくなります。

また、ポリタンクは水替え時に使用するとカルキ抜きのため
次の水をすぐに入れるため、折りたたむことは基本的になく、
無駄な機能となってしまいます。

さらに折りたためるポリタンクはその分強度が弱くなっており、
底面などに穴が開き、水漏れを起こしやすいです。

ノズルがついているものを選ぶ

普通のポリタンクは排水部分がコックになっているものが多いです。

コック付きポリタンク

コックでも使えなくはないのですが排水できる水の量が少なく、
時間がかかり、ポリタンクを持ち上げる時間も長くなるため
持つのがしんどくなりやすい
です。

ノズルであれば圧倒的に水の出がよくなりますし、
ポリタンク自体の価格も変わらないので
ノズル付きの商品の方がおススメです。

ノズル付きポリタンク

まとめ

換水時の飼育水は必要なときにすぐに使える
ポリタンクでの保管が便利で安いです。

ただし大きさや排水の仕組みなど使用用途によって
適した大きさのものを購入する必要があります。

15~20ℓの重すぎないものでノズル付きのポリタンクがおススメです。

というわけで、みなさまのよいコリドラスライフを祈っております。

今週もお疲れ様でした。

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