コリドラスの産卵前に準備しておくもの6選

サテライトL コリドラスの繁殖

サラリーマン、自営業、主婦(夫)、学生の皆様、今日もお疲れ様です。

コリドラスの孵化から稚魚の育成で必要な道具はある?

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コリドラスの多くは水槽内で繁殖を狙えます。

どうせなら繁殖にもチャレンジしたい人は多いかと思いますが
稚魚の飼育は必要な道具が揃っているかいないかによって生存率が大幅に変わります。

ある日急に産卵することもあるため、産卵してから慌てることのないように
事前に準備をしておくことが大切です。

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産卵前に用意しておくもの6選

サテライト

コリドラスの稚魚を飼育する上で必需品です。

サイズがS,M,Lと発売していますがLサイズが一番使用用途が多くおススメです。

壁掛けフィルターのように飼育水槽に掛けるようにして使用するため、
サイズによる幅の違いを考慮して、飼育水槽の大きさに合ったものを選ぶとよいです。

飼育水槽のサイズが60cm水槽以上の方はLサイズでよいと思います。

サテライトL

稚魚飼育においてサテライトを使うことのメリットは
飼育水槽の水を吸い上げるため個別にフィルターの設置が不要であったり、
わざわざ別に飼育水槽を立ち上げる手間が不要なことです。

ほかにも成魚の薬浴や・塩浴など、稚魚飼育以外のところでも活躍することが多く、
持っておいて損のない商品です。

関連記事>>>コリドラスのトリートメント方法(サテライト編)

我が家には普段使い用と急な産卵・薬浴の緊急用に
2個所持しているよ

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またサテライトのカスタムパーツで稚魚育成時に稚魚がサテライトの排水口から
飼育水槽に流されてしまうのを防ぐものが発売されていますが
コリドラスの稚魚は水面まで泳ぐことはほぼないため必要ありません。

水槽上層部で泳ぐ熱帯魚の稚魚飼育も視野に入れている人は
買っておくのもアリだよ

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エアーポンプ

エアーポンプとは室内の空気を吸ってエアチューブ内に吐き出す
働きをするもので、投げ込み式フィルターやスポンジフィルターなど
多くのフィルターで使用されています。

サテライトはエアーリフト式で水を吸い上げるため、使用するには
エアーポンプが必要になります。

サテライト自体に水の流量調節つまみがついていますが、
そもそも稚魚の飼育には水流は不要のため、
エアーポンプは最低限の排出量の安いもので十分です。

エアーポンプも夏場の酸素不足やフィルターの追加時など、稚魚育成以外にも
活躍の場が多いため1,2個ストックを持っておくと、いざというときに役に立ちます。

小排出量のエアーポンプ

エアーチューブ

エアーチューブはエアーポンプからの空気を送り込む管のことです。

サテライトやエアーポンプにはエアーチューブが付属していないため
別で購入する必要があります。

高価なものではないですが長さによって多少金額が変わりますので
それぞれの飼育環境に合った長さのものを購入する必要があります。

今後の飼育環境の変化を考えて長めのものを購入しておくほうがおススメです。

エアチューブも新しい生体を購入したときの点滴法での水合わせなど
使用する機会が多いためストックしておくとよいです。

ダイソーのエアチューブ

ブラインシュリンプ

コリドラスの稚魚を飼育する上でサテライト以上に必需品です。

ブラインシュリンプがあるかないかで稚魚の生存率は大幅に変わります。

ブラインシュリンプ

ブラインシュリンプとは海に生息するエビの仲間で、
卵を塩水に1日漬けることで孵化します。

孵化したブラインシュリンプはヨークサックという栄養袋をもっており
これが非常に栄養価が高く、稚魚の生存率を大幅に上げてくれます。

孵化したてのブラインシュリンプは非常に小さく、コリドラスの稚魚でも
十分に食べることができ、嗜好性も高いことから稚魚飼育の定番の餌となっています。

稚魚にブラインシュリンプを与える場合は、そこまで量を必要としないため
孵化の手間が少ない皿式で沸かすのがおススメです。

関連記事>>>ブラインシュリンプの孵化方法(皿式)

殻無しブラインシュリンプ

殻無しブラインシュリンプとはブラインシュリンプの卵の殻を取って
中身だけを取り出したものです。

孵化をさせる必要がなく、そのまま与えることができるのが最大のメリットです。

殻無しブラインシュリンプ

普通のブラインシュリンプは孵化まで1日かかりますが、1日ですべての
ブラインシュリンプが孵化するわけではなく個体差があります。

私は2日目で孵化したブランシュリンプもコリドラスに与えたいため、
稚魚程度の量であれば毎日沸かす必要がありません。

毎日やる必要がないということは習慣になりづらく、沸かし忘れてしまうことが多々あり
気付けば稚魚に与える餌がないといった状況になってしまいます。

稚魚は体力がないため、1日餌がないというのは死んでしまう可能性が非常に高いです。

そこで緊急用として沸かす手間がなく、すぐに与えることができる
殻無しブラインシュリンプを与えます。

稚魚の育成だけであれば殻無しブラインシュリンプのみでも可能ですが
稚魚が生存するかどうかは孵化から2日程度でヨークサックがなくなったときに
餌を食べることができるかで決まることが多いため、
嗜好性の高い生きたブラインシュリンプをメインで使用する方がおススメです。

また、殻無しブラインシュリンプは食べ残しが底に溜まりやすく、
サテライトの底の掃除を頻繁に行う必要があります。

スポイト

サテライトの掃除道具としてあると非常に便利です。

60cm水槽でも手が濡れないスポイト

稚魚育成に使用する餌がブラインシュリンプだと
そこまでサテライト内に汚れは溜まりませんが
殻無しブラインシュリンプを与えるとかなり底面が汚れます。

その他にも糞などを放っておくと水質悪化をまねきますので
飼育水槽の水替え時にでも一緒に掃除してあげる必要があります。

スポイトは掃除以外にも稚魚・成魚の両方にブラインシュリンプを与えるときなど、
使用用途は多いため、飼育水槽に適した大きさのものを1本用意しておくとよいです。

関連記事>>>コリドラスの成魚へのブラインシュリンプの与え方

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まとめ

稚魚育成に必要な道具は普段も使うものが多いです。

稚魚は成魚に比べて非常にデリケートであり、ちょっとしたことで死んでしまいます。

コリドラスの稚魚は比較的生存率が高いと言われていますが、
少しでも生存確率を上げるために必要な道具は揃えておいた方が良いです。

産卵したのを確認してからでは入手が間に合わない可能性もあるので
もし産卵したら稚魚を育てると決めている人は事前に用意しておくとよいです。

というわけで、みなさまのよいコリドラスライフを祈っております。

今週もがんばっていきましょう!

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