コリドラスに繁殖水槽を用意するメリット

冷凍アカムシを食べるイルミネータスゴールド コリドラスの繁殖

サラリーマン、自営業、主婦(夫)、学生の皆様、今日もお疲れ様です。

繁殖水槽っているの?いらないの?

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はじめてコリドラスの繁殖に挑戦する場合は繁殖水槽を用意するのがおススメです。

混泳水槽でも繁殖させることはできますが、最初は繁殖専用の水槽の方が
管理がしやすく繁殖の難易度も下がります。

デメリットとして水替えの手間が増えることや
設置スペースが必要などがあげられますが、
それ以上にメリットがありますので、まずは一度試してみるとよいと思います。

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繁殖水槽を用意するメリット

栄養価の高い餌を効率よく与えることができる

コリドラスを繁殖させるのに一番大切なことは健康な親魚を育てることですが
健康に育てるには普段から栄養価の高い餌を与える必要があります。

栄養価の高い餌で代表的なのは冷凍アカムシやブラインシュリンプですが、
これらを混泳水槽で与えると繁殖を狙っていない熱帯魚にも
たくさん食べられてしまいます。

もちろん他の熱帯魚にも与えても良いことばかりなのですが、
栄養価の高い餌は人工飼料に比べると価格が高いため、
大量に与えるとお金がかかります。

また、ブラインシュリンプの場合は卵から孵化させて与える必要がりますが
皿式で沸かすと量がある程度限られてしまうため、繁殖を狙っているコリドラスまで
いきわたらない可能性があります。

しかし、繁殖水槽を用意すれば繁殖させたいコリドラスのみで飼育するため
与えたい量の餌を与えることができ効率が良く、お金も節約できます。

冷凍アカムシを食べるイルミネータスゴールド

換水量による影響範囲を少なくできる

コリドラスの産卵誘発方法に水替え時の換水量を増やしてpHを急に変化させる
という方法があります。

関連記事>>>コリドラスの産卵誘発方法

pHの急激な変化はコリドラスに限らず熱帯魚には負担となってしまい
体長を崩したり、最悪死んでしまう個体も発生するため
換水量には十分注意する必要があります。

そして、この産卵誘発方法を混泳水槽でおこなってしまうと
繁殖させたいコリドラス以外にも負担がかかってしまいます。

しかし、繁殖水槽であれば他の熱帯魚は存在しないため繁殖狙いのコリドラスのみの
影響にとどめることができます。

卵が食べられにくい

どんな熱帯魚と混泳しているかにもよりますが、混泳水槽で繁殖した場合は
卵を混泳している他の熱帯魚に食べられてしまう可能性があります。

もちろん繁殖水槽であっても繁殖したペア以外の
コリドラスが食べてしまうなどの可能性は十分にあるのですが、
繁殖水槽の場合はそこまで多くの数を飼育しないことと
飼育している種類も限られるため可能性は低くなります。

コリドラスパンダの卵

繁殖したかどうか一目でわかる

コリドラスの種類だけでもそうですが他の熱帯魚でも繁殖が非常に簡単なものと
なかなか繁殖が成功しないものが存在します。

この2種類を同じ水槽で飼育していると卵の特徴が似ていた場合に
繁殖して産んだ卵がどちらのものかわからず孵化するまで繁殖成功したのかどうかが
わからないままになってしまいます。

しかし、繁殖水槽であれば卵があればそれは繁殖が成功したことになり、
どいういった条件で繁殖させることができたかの詳細もわかりやすく、
次回以降の繁殖が容易になります。

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まとめ

繁殖水槽を用意すると手間が増えることや、スペースが必要になるなど
デメリットがありますがその分メリットも多いです。

初めて繁殖を狙うのであれば繁殖水槽を用意して繁殖を狙うコリドラスのみで
飼育したほうが簡単
です。

1度繁殖に成功したら次は混泳水槽で、というように
ステップアップしていくほうがおススメです。

というわけで、みなさまのよいコリドラスライフを祈っております。

今週もがんばっていきましょう!

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